100周年記念誌「時代を超えて-Always Reaching Higher-」
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28創業者・横河民輔は、事業と社会との関係を真剣に考えるべきことを説いた。横河民輔の示した創業の精神には、品質第一主義やパイオニア精神とともに、国家(社会)への寄与が掲げられた。こうした考えと事業の本質――計測や制御は産業の発展に欠かせない技術であること――により、当社の軌跡は自ずから企業や社会を支援し、その発展に貢献するものとなった。1988年には、企業理念を制定し、使命の再確認を行った。その理念に基づく取り組みは、今日、グループ全体に浸透している。そのフィールドは大きく広がっている。企業理念に「良き市民」という言葉が盛り込まれているように、地域社会の一構成員として為すべきことを為す姿勢も、100年の歴史に脈々と流れている。コンプライアンスを優先することは当然ながら、横河まつりをはじめグループ各社で実施している催しやボランティア活動、特例子会社による障害者の自立支援、海外での人財育成――といった取り組みは、関わりを国際規範の順守、ステークホルダーとの対話といった取り組みをグループ全体で進めている。今日のYOKOGAWAのCSRは「お客様とともに新しい価値を創造し、お客様、産業界、地球の未来を作るB to B to C(Business to Business to “Community”)」と表現される。お客様である企業にとどまらず、よって立つ地域社会や地球も見据えた製品やソリューションサービスの提供が可能な存在でありたい――「世界人類のためになるようなものを作り出していきたい」と語った創業者の想いは今日にも受け継がれている。事業と社会との関係を考える良き市民であるために社会、人類、そして地球への貢献良き市民としてCSRの取り組み*1915年公害対省エネ環ISO14001環境調和型製品とによる現在*品質第一主義 パイオニア精神 社会への貢献環境人財労働安全公正人権地域社会持続可能な社会の実現創業の精神YOKOGAWAのCSR活動の広がり

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