資源循環と効率化(Circular economy)

Net-zero Emissions

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Circular Economy 達成に向けた注力事業領域として、省エネ・省資源分野に取り組みます。デジタル技術を活用したコンサルティングや高度なソリューション、長期間使用できる環境負荷の少ない製品を提供し、お客様設備のライフサイクルを通じた安定稼働や効率化を支援するとともに、資源循環を促進するビジネスモデルへの変革を目指します。

サステナビリティ中期目標

2030年KPI

貢献するSDGs 価値創造ストーリーの概要 サステナビリティKPI FY30目標
    お客様資産のライフサイクルを通じ、安定稼働や効率化、資源循環を推進するソリューションで、省エネ・省資源と経済成長に貢献 資源効率改善額 1兆円

 ※ 提供するコンサルティングやソリューションで、お客様ビジネスの資源効率を改善した金額

2020年KPI

貢献するSDGs 価値創造テーマ サステナビリティKPI FY17実績 FY20目標
     水環境改善 水環境改善ソリューション提供数 170件 190件
       高度ソリューション
生産性向上コンサルティング
お客様改善効果額 (基準年) 2倍
     プラント長期安定稼働 保守サービス売上高 (基準年) 1.3倍

価値創造テーマ

1.水環境改善

上下水道の監視・制御・漏水モニタリングなど、水環境改善の技術やソリューションで、安全で効率良い上水の供給を拡大し、水資源循環の有効活用に貢献します。

2.高度ソリューション

複雑な生産工程の温度、流量、圧力などを最適値に近づけて操業することで、製品収率の向上やエネルギー使用の効率化を実現します。

3.生産向上コンサルティング

最適操業支援コンサルサービス・ソリューションの提供を行い、プラントの運転効率と安定性向上を実現します。

4.プラント長期安定稼働

お客様プラントのライフサイクルを通じた安定稼働を支える製品とサービスを提供し、資源利用効率を向上させます。


事例:長期間のパートナーシップによるお客様資産の有効活用(バーレーン)

YOKOGAWA
20 年以上にわたり制御システムの保守サービスを提供し、効率良く安定したプラントの操業に貢献
 お 客 様
大規模なプラント設備を有効に活用し、ライフサイクルを通じた TCO(総所有コスト)を削減
 社会・環境
環境に配慮したプラント操業で汚染を防止し、高品質の製品を社会に提供

アラビア湾初となる精製所を持つバーレーン石油会社(BAPCO)は、環境・労働安全衛生方針をかかげ、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。YOKOGAWA は、1994 年に制御システムを供給して以来、24 年間にわたってパートナーとして協業を続けています。BAPCO は環境保全目標を掲げて取り組んでおり、YOKOGAWA はパートナーとして BAPCO の環境経営に貢献してきました。1997 年から 2011 年までは制御システムの年間の保守契約を、その後、2012 年から 2022 年までは長期のライフサイクルメンテナンス契約を締結し、制御システムの健全性維持を支援しています。

YOKOGAWA が提供するライフサイクルメンテナンスは、お客さまとパートナーとして協業しながら、大規模なプロセス制御システムを安全に更新するとともに、ライフサイクルを見据えた管理を提供し、設備資産を常に利用可能で、健全・最新の状態に保ちます。その結果、TCO を大きく削減することが可能になります。また、システムのトラブルを未然に防ぐため、プラント運転に関する教育プログラムも共同で運用しており、継続的に技術者のスキルを向上させてきました。BAPCO にとって、YOKOGAWA は単なるサービスプロバイダーを超え、環境目標達成に向かって協業するサービスソリューションパートナーとみなされています。

循環型経済を実現するには、資源のリサイクルに留まらず、ライフサイクルを通じた設備資産の効率的な活用が必要です。YOKOGAWA のライフサイクルメンテナンスのサービスは、長期的な視点で計画的にプラントをアップグレードしていきます。常に最新の機能を活用できるため生産性が向上し、無駄の削減や資源の有効活用が促進されます。BAPCO と YOKOGAWAは、持続可能な未来をめざし、co-innovation による価値の創造を続けています。


─ 社員からのメッセージ ─

ライフサイクルメンテナンスというコンセプトを導入することで、パートナーとして保全担当者が抱える様々な課題に寄り添ってきました。運転員の研修、予備品の管理、フィールド機器の性能評価/分析などを行う一方で、BAPCO の経営陣に包括的保守契約を提案し、複数年契約を締結していただきました。継続してシステムの改造や更新作業を実施しているため、お客さまの制御システムは常に最新の状態に保たれており、結果として生産の効率と安定性が向上しています。私たちの仕事を高く評価いただいた結果、ライフサイクルサービスの提供中に、さらに8つのプロセス制御システムと安全計装システムを納入し、必要な保守部品の提供を含めてライフサイクル契約を更新し続けているのは私たちの誇りです。

Yokogawa Middle East & Africa B.S.C. (c) 地域サービス部 アシスタントマネージャー Shamik Dev


事例:耐久性、多世代設計を進化させ、お客様資産の有効活用に貢献(CENTUM VP)

最適な操作・エンジニアリング環境をお客様に提供する分散制御システムCENTUMは、最新の技術を取り込みながら、信頼性、堅牢性を継続的に進化させてきました。CENTUMシリーズは、常に従来のシステムとの機能連続性の維持と既存ハードウェア、ソフトウェアの活用に注力してきました。CENTUM シリーズは、高信頼性と長期安定供給をベースに、機能連続性を守り、最新技術を導入することにより進化を続けています。

計装システムの長期安定稼働に貢献

計装システムとして使用される一つ一つのコンポーネントを更新し、検証や再エンジニアリングなどを行うことにより、長期安定稼働を維持しています。

計装システムの長期安定稼働
HIS:ヒューンインタフェースステーション
FCS:フィールドコントロールステーション

RIO(Remote I/O)システムのアップグレード

既存の設備資産を最大限に活用することで、最新システムへの短期間かつ高信頼な更新を実現します。既設のキャビネットや端子台がそのまま使用でき、入出力装置とセンサやバルブ間の配線変更は不要です。アプリケーションプログラムの互換性をさらに高めることで、短期間でシステムの再構築ができます。

信号接続の継承性

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