制御
流れ方向(MD)制御、幅方向(CD)制御を行います。無延伸機・二軸延伸機などの製膜装置種類や応答時間の違いなどにより、仮想操作端対応サンプル値PI 制御・有限制定モデル予測制御・エキスパートファジィ制御から最適な制御を選択できます。
その他にもCD 制御中にプロセスの状態を常時監視し、制御端位置とプロファイル位置対応を自動で把握・修正する「CD 適応制御」、ユーザノウハウを理論化し、局所的なピークをなくすように制御をすることでロール巻き取り姿をフラットにする「巻姿制御」などを用意しています。
MD制御
「サンプル値PI制御」または「有限整定応答制御」の制御方式を選択できます。測定オペレータステーション1台で、最大4ループ実装できます。
仮想操作端対応サンプル値PI最適化CD制御
実在するボルト上に加え、各ボルトの中間でもプロファイルを作成し、それが平らになるように最適化制御演算を行ないます。これにより、ボルト上のプロファイルのみを制御対象とした従来の操作端対応制御ではしばしば問題になった、ボルト間のプロファイルの山谷の発生を防ぐことができます。 (Yokogawa patents)

<仮想操作端対応プロファイル制御>
エキスパートファジイCD制御
マシン特性を熟知した、熟練オペレータの手動によるボルト操作方法を、ファジイ理論を用いてアルゴリズム化した制御です。ボルト操作によるプロファイル応答の再現性の少ないマシン(主に二軸延伸機)において従来制御に比べて安定性の高い制御を実現します。
サンプル値PI最適化制御と同様に、仮想操作端対応です。

<エキスパートファジールール>
有限整定モデル予測CD制御
サンプル値PI制御における有限整定応答法をプロファイル制御に応用した制御です。むだ時間+一次遅れ系の内部モデルを持ち、むだ時間が長いマシンでも、最短時間で目標値に整定させることができます。ラインが非常に長く、むだ時間を持つマシンで効果を発揮します。

<有限製定応答>
自動マッピング制御(CD適応制御)
マッピングはCD制御で最も重要なパラメータですが、延伸率やマシンスピードなど、操業条件によって変化します。このため、最適な制御を維持するためには、銘柄によってパラメータを切り替えたり、チューニングをやり直す必要がありました。
CD適応制御は、CD制御中にプロセス状態を常時監視して最急下降法とニューラルネットワークを組合わせた独自のアルゴリズムにより、ヒートボルトなど操作端と、プロファイルの位置対応を自動把握・修正します。

巻姿制御
ユーザノウハウを理論化し、CD制御に応用しました。極所的なピークをなくすようにCD制御をすることにより巻姿を改善します。