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“ScopeCorder DL750”“ディジタルパワーメータ WT1600”は、三菱電機(株)様でお使い頂いております。

三菱電機株式会社 稲沢製作所

<お客様からのコメント>

 品質保証課では、昇降機部門の新製品開発検証を担当しています。
 昇降機業界では、最近数年間で急速に省スペース化が進み、その中で、エレベーターの省スペース化として、主に巻上機と制御盤の新規開発の必要があり、品質保証課には、その性能・機能・信頼性(品質全般)検証の評価精度の向上と開発スピードに対応するための時間短縮が求められています。

三菱電機株式会社 稲沢製作所
品質保証部 品質保証課
(写真左)
(写真中央)
(写真右)   
木下 智詔 氏
増田 純司 氏
徳田 茂生 氏
 巻上機の検証は、巻上機試験装置にて行います。電気特性や温度特性などの試験を行うために、“トルクフランジ TG10F”“ディジタルパワーメータ WT1600”“スコープコーダ DL750”“モバイルコーダ MV100/MV200”を導入いたしました。“TG10F”を導入したポイントは、薄型・小型でねじり剛性が高いことです。特にエレベーターの乗り心地を左右する巻上機のトルク脈動を測定するには、ねじり剛性の高さと測定精度の高さが重要となり“TG10F”でそれを実現しています。

エレベーターの巻上機
●エレベーターの巻上機

 巻上機の電気特性評価では、“WT1600”のモータ評価機能を使って、電流、電圧、電力およびトルクを測定しています。開発製品の評価では、測定仕様がその都度変わるため自動化が難しく、今までは測定条件の設定や測定結果の計算に時間を要していましたが、“WT1600”の導入により1台で全て電子化することができました。また、イーサネット機能により、LAN経由で測定・保存されたデータをパソコンへ転送し自動計算するので、作業効率が改善され、検証時間を約9割も削減できました。波形の変化を見るためにロングメモリの“パワーアナライザ PZ4000”も使っています。

 “DL750”では、電圧、電流の波形測定や周波数分析をして、波形のひずみを解析しています。巻上機は速度によって駆動周波数が異なるため、高速サンプリングと低速サンプリングデータを同時記録できるDualCapture機能が大変便利です。16チャネル分のデータ出力はUSBプリンタを接続して行っています。

 巻上機のモータの温度特性評価では、温度上昇が重要な評価項目です。温度測定は長時間試験のため、 “MV”を使って電子化しパソコン上で全て処理しています。WEBモニタリング機能により、測定場所から離れたところでも監視でき、業務効率が向上しました。12チャネルの“MV100”と30チャネルの“MV200”を使い分けています。

エレベーターの制御盤  制御盤の検証は、制御盤単体およびエレベーター試験塔にて実施します。ロングメモリで高速サンプリングの“ディジタルオシロスコー DL7200”で電圧、電流の波形解析を行っています。基板のCPU、ICのシステム動作検証ではロジック信号のタイミング測定を中心に使用しています。
 “WT1600”ではインバータの効率測定に使用しており、入出力を同時に6チャネル測定でき、効率を容易に算出することができます。
●エレベーターの制御盤

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