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電解ソーダプラントへの適用
運転支援の事例
電解ソーダプラントは図1に示すように塩化ナトリウム水溶液(以下,塩水と省略)からイオン交換膜法により,苛性ソーダ(水酸化ナトリウム),水素ガス,塩素ガスを生産します。塩化ナトリウム水溶液は工業塩水を水に溶かした後,各種フィルターでイオン交換膜と電極に悪影響を与える不純物を除去して作られます。愛媛工場では年間10万トンの塩素ガスを生産しており,その塩素ガスは愛媛工場の各種プラントの主要原料として使用されています。

図1 電解ソーダプラント概要
Exapilotによる自動運転の実現

図2 Exapilotによる塩水量自動調整ロジック
Exapilotはフィルター再生時とプラント処理量変更時における塩水流量の自動調整を実現しました。さらにExapilotは,一部設備の自動スタートアップと自動シャットダウンを実現しています。図2に示すExapilotのロジックで塩水流量が自動調整されています。フィルター再生時のExapilotで良好に制御されている供給塩水レベルを図3に示します。図4に示したExapilot導入前の全ての操作が手動で行われている時と比較して,Exapilot導入によりレベル低下を小さく抑えるとともにレベルが正常値に戻るまでに要する時間を約2時間短くすることができました。Exapilot導入前はオペレータはこの塩水流量調整のために1日平均56回もの操作が必要でしたが,Exapilot導入後はオペレータはその作業から完全に解放されています。

図3 Exapilot導入後のフィルタ再生時の塩水タンクレベル変動

図4 Exapilot導入前のフィルタ再生時の塩水タンクレベル変動
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