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セメントプラントにおけるExapilotの活用
運転支援の事例
お客様の紹介 電気化学工業株式会社 青海工場様
自社鉱山で採掘した豊富な石灰石を原料に、高品質なセメントを提供
Company Profile
所在地:新潟県糸魚川市大字青海2209
設立:1915年(大正4年)5月1日
資本金:369億9,843万円
(2011年3月31日現在)
事業内容:有機系素材、無機系素材、電子材料、機能・加工製品
電気化学工業株式会社 青海工場様全景
電気化学工業株式会社(以下デンカ)は1915年、カーバイド化学のパイオニアとして、カーバイドと石灰窒素(化学肥料)の製造販売を目的に創立され、日本国内に6箇所、海外に4箇所の生産拠点を有する、有機系素材、無機系素材、電子材料、機能・加工製品の開発・生産・製造を行っている総合化学品会社です。
青海工場は、デンカ最大の生産拠点で、1921年に開設され、カーバイド・石灰窒素のトップメーカーとしての基礎を築き、化学工業の発展を支えられてきました。1954年に青海工場内にセメント工場が建設され、現在は日本海沿岸における最大規模のセメント工場となっています。
デンカは、循環型社会の形成に貢献していく事を目指して、最新の省エネルギー型技術を導入するほか、社内外から産業廃棄物を受け入れて、燃料や原料へ利用する「セメントへの資源リサイクル事業」を展開されています。
Exapilot導入の背景
セメント工場は大きく分けて、原料、焼成、仕上の3つの工程によって運転されています。
プラントの運転は、常時2~3名の運転員が24時間体制で約1,500台もの機器を操作・監視されています。中でもミルの起動はDCSの操作画面から手動で行われており、わずかな操作ミスがミルの異常停止に繋がるため、「操作の標準化」と「業務の負担軽減」、「オペレーションミスの防止」を課題とされていました。
原料工程で使用する竪型原料ミルでは、ミル起動時に行う多くの手動操作中に、手順の個人差や操作遅れなどによって、振動上昇による異常停止が約20%の割合で発生していました。また、振動上昇は機器に負担がかかるため、修繕費が増加するだけでなく、復旧に時間がかかり、加えて危険の伴う作業であり、運転員にとってはかなり難しい運転でした。
仕上工程で使用する仕上ミルでは、操作時間に対して監視時間が長く、複数の操作を平行して行っている運転員にとって、操作忘れが発生しやすい運転でした。 このような運転手順を自動化するには、プラント操業中にプログラムの変更を繰り返し行い、最適な運転手順プログラムを作成することが必要でしたが、安定・安全操業の観点からDCSでの自動化はできませんでした。 これらとは別に、ベテラン運転員のノウハウを若手へ引き継ぐ「技術の継承」も合わせて希望されていました。

