砂川 恵輝*1 太田 亜紀*2
山宮 広之*3 古澤 尚孝*2
*1 ライフサイエンス事業部 創薬・バイオセンター開発Gr.
*2 ライフサイエンス事業部 創薬・バイオセンター営業Gr.
*3 ライフサイエンス事業部 創薬・バイオセンターマーケティングGr.
横河電機の共焦点スキャナユニットCSU は,世界最高速の共焦点スキャナである。本稿では,CSU の高速性を活かしたアプリケーション事例として,工業用途からはマイクロPIVの事例を,バイオ用途からは共焦点顕微鏡システム「CSU LiveStage™ LS-2」(以下LS-2)を用いた事例を紹介する。マイクロPIV は微細流路等の微小領域の流速を測定する技術であり,CSUによる世界最高速の共焦点スキャンによって初めて実現が可能になったものである。共焦点の原理によって,微小スライスのみの流速を正確に計測できるため,計測の精度を格段に向上できることが特長である。本稿では,微細流路の流れや液滴内部の流れの計測事例を紹介する。LS-2は,生細胞の観察(ライブセルイメージング)に適した性能を持ち,先進の多点・多チャンネル3D タイムラプス画像取得の機能を簡単に操作できる,完全に統合された顕微鏡システムである。本稿では,システムの特徴とそれを実現するための各部の構成を説明し,3D 画像の例を紹介する。