QCS (Quality Control System) : 抄紙機品質管理システム
新センサ配向計
概要
紙、板紙の品質競争の激化の下、次工程である印刷機、製箱機などでの走行性を向上させることは極めて重要です。下図に示すように、これら走行性の他、印刷ズレ、コピーマシンでの紙詰まり、カール、ツイストの発生等は紙の繊維配向の表裏差に大きく影響されることが伝えられています。
YOKOGAWAが世界に先駆けて商品化した、紙や板紙表面の繊維配向のオンラインセンサをBM計のフレームに搭載し、これら紙品質の監視制御を可能にしました。
応用例
一般的に繊維配向の調整ポイントは、J-W差、J/W比、再循環フロー、サイドブリダーフローなどヘッドボックス回りに有ることが知られています。
本センサは、表裏差の無いあるいは、適正な表裏差の紙を抄造させるよう、紙癖の解消に必要なオンラインの繊維配向角と配向比を測定します。また、プロフィール測定も可能です。J/W比の調整により表裏の配向角、指数の細かい調整が実施されています。また、循環フローの調整により、配向角のS字プロファイルが平坦になった例などがあります。
従来方式試験
従来、引っ張り強度で測定する試験室での測定は、紙のZ軸方向の平均値の測定です。
したがって表裏差などの品質管理は出来ませんでした。この作業には手間と時間が膨大にかかり、測定結果が出るまでに長時間無管理状態になります。この点でも省力化に貢献ができます。
特長
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紙表面の繊維配向をオンラインで高速に測定
対象データ: 配向角、配向指数
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プロフィールの測定、表示
表裏プロフィール・表裏差プロフィール
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外来光の影響を除去
赤外線光源の使用・変調波のみ増幅
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メンテナンスフリー
可動部なし、標準校正板付き