工場エネルギー操業支援システム Enerize™ E3
機能
GUI操作による下記3つのモデル化によって演算ロジックが自動生成されます。運用後はそのモデルを描き変えるだけで、ラインや設備、また組織等の変更に対しても柔軟に対応することが可能となります。
- エネルギーフローモデル
エネルギーの流れをGUIで記述することで、エネルギーコスト・CO2・エネルギー量換算・COP・ロスの演算が自動的におこなわれます。 - 組織モデル
組織に関する情報を設定すれば、消費エネルギー量をフロアーの面積単位や人数比などの組織に関するキーで自動案分計算することや、組織体系や管理体系(ツリー)での自動的集計が可能になります。 - 生産モデル
生産の流れをGUIで記述することで、生産情報とエネルギー情報を関連づけ、製品・ロット原単位の自動演算をおこないます。また、異常値に関してエネルギーのトレーサビリティ管理が可能であり、速やかに問題の工程の改善に繋げられます。工程の製造実績データはMES(製造実行システム)からインターフェースすることが可能です。
集計項目のデータ集計レベルを変更して、異なる階層でデータを集計させることができます。例えば、月単位で時系列データが集計されているデータを「日」、または「時」のレベルへドリルダウンすることで、『曜日毎での変化特性』があることや、『アイドルタイム時での無駄』が発見できたりと、データの分析を行うことができます。この操作は時系列だけでなく、「製品」や「工程」、「組織」など様々な視点で省エネ改善点を発見することにつながります。
プロセスデータ(入力点数データ:OPCデータ、CSV ファイルデータ)を定周期で収集し、時系列データーベースに格納する 『定周期収集機能』 と 『締め切り演算機能』 から構成されます。
- 定周期収集機能
OPCやCSV インターフェースにより定周期収集したデータを、時系列データベースに蓄積する機能です。 - 締め切り演算機能
収集したデータを、締め切り周期毎に演算し、周期毎の代表値を求めます。
電力使用量やガス使用量等のエネルギーデータをエネルギーフロー図に定義された内容に則って演算を行い、需要者のエネルギーコストやCO2排出量を自動算出します。
前処理演算、変動係数ポイント演算、エネルギーフロー演算、案分演算、構造集計演算の5つの演算処理を行います。
- 前処理演算
エネルギーフローで利用するため、入力ポイントデータをエネルギー量に変換するためのカスタム演算(エンタルピー演算)をします。 - 変動係数ポイント計算
電力料金などエネルギー供給会社との契約で決定された、時刻によって変動する料金、単価やCO2 換算係数を設定演算します。 - エネルギーフロー演算
右図に示すエネルギーフロー図で定義された演算を行い、コスト、CO2 排出量を算出します。
四則演算、論理演算などの基本的な演算からCOP(エネルギー消費効率)、損失を演算するデバイス、エンタルピー演算などの複雑な演算まで実行することができます。 - 案分計算
エネルギーフロー演算で得られた供給側のコスト、CO2排出量を面積比、人数比で案分します。 - 構造集計演算
案分されたデータを組織体系や予算体系ごとに集計します。
エネルギー情報と生産情報を関連づけ、品種単位、ロット単位、工程単位、設備単位で、エネルギーコスト、CO2排出量等のエネルギーデータを集計することができます。
その他の機能として、システム監視サービスがあります。
データアクセスサーバー(システム構成ページ参照)内で動作する各機能の動作状態を監視し、異常時警報を通知します。
通知はメール送信、OPCデータ出力の2種類です。






