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地球温暖化の影響予測
日本の社会への影響

産業界に対するCO2削減の期待は高まる一方です。各企業、地域連携で、本格的に省エネルギー対策に取組むことが必要です。 環境問題に対する企業姿勢そのものが問われているのです。
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海面の上昇によって、日本の中枢機能が集まっている東京、大阪、名古屋の海抜ゼロメートル地帯は拡大し、日本の沿岸地域では砂浜の水没、ひいては侵食の可能性があると予想されます。 |
人間社会への影響

現在の世界人口は約66億人、国連の予測では、2050年に90億人を突破するとされています。人口の増加により食料の需要が増えると共に、CO2の排出量も増えていきます。世界の平均気温が3℃以上上昇すると、病虫害や雨量の変化などにより世界の食料生産能力は減少に転じると予測されています。
また、今世紀の間に、氷河や積雪などに貯蔵されていた水の供給は徐々に減少し、世界人口の1/6が水不足の影響を受けると予測されています。
多くの人が住む「都市」は、食料、水、エネルギーを外部から供給してもらっている脆弱な基盤の上に成り立っています。このまま温暖化が進行すると、多くの都市において生活のレベルが著しく低下する恐れがあります。

生態系への影響

地球温暖化により、生態系へ深刻な影響が出始めています。春の芽吹きや渡り鳥の渡りの時期、産卵期が早まる現象が見られます。また、生息に適した地域が北上し、野生動物の生活圏が狭まっていくことが予想されます。こうした変化に適応できない種は絶滅し、つながりのある動植物に2次的な影響が及ぶ可能性があります。
世界の平均気温が2℃上昇すると、最大30%の種で絶滅リスクが増し、ほとんどのサンゴが白化すると予測されています。また、世界の平均気温が4℃上昇すると、地球規模で、40%以上の大規模な絶滅が起きると予測されています。
地球温暖化の現状

過去100年で世界の平均気温は0.74℃上昇しています。また、近年、その上昇スピードが増してきています。
気候変動の予測技術が進歩するにつれ、これまで考えられていた以上に温暖化が深刻な問題であることがわかってきました。最新の予測によれば、この先、世界で経済の高成長が継続した場合、今世紀末の世界平均気温は6℃上昇すると言われています。
2004年のCO2の排出量は1970年比で80%増加しています。また、大気中のCO2濃度は、産業革命前(280ppm)に比べて約1.35倍(379ppm)に増加しています。

地球温暖化の原因

大気中の微量なCO2が、なぜ大きな気温の上昇を引き起こすのか、正確なメカニズムは今だ解明されていません。しかし、IPCCが2007年5月に発表した報告書は、「20世紀半ば以降に観測された世界平均気温の上昇は、人為起源の温室効果ガスの増加による可能性がかなり高い」としています。また、最近の研究により、CO2の増加が別の現象を引き起こし、その現象がまたCO2を増加させる、という正のフィードバック、いわゆる悪循環が存在することも新たにわかってきました。









