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横河電機株式会社

ザ・テラスホテルズ ザ・ブセナテラス 様

快適なリゾート空間の追求と積極的な省エネ活動の両立に貢献する “エコノパイロット”と“エコノパイロットHSP”

沖縄本島北部の部瀬名岬に佇む、国内でも屈指のリゾートホテル「ザ・ブセナテラス」
今回は、同ホテルで2011年1月に運用を開始し、積極的な省エネ活動に貢献するエコノパイロットとエコノパイロットHSPをご紹介いたします。

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ザ・ブセナテラス

ザ・ブセナテラスは、「自然との調和/自然への回帰」をコンセプトに、光と風をふんだんに取り入れたオープンエアの国際級リゾートホテルとして、1997年7月にオープンしました。
ザ・ブセナテラスが建つ沖縄県名護市喜瀬の部瀬名岬は、「2000年九州・沖縄サミット」の会場となった場所として知れ渡り、メーン会場の「万国津梁館」に隣接したザ・ブセナテラスには、日本政府代表のほか、参加国代表にもご利用いただきました。
ノースタワー/セントラルタワー/サウスタワーからなる、10階建ホテル本館392室、クラブコテージ18室の客室のほか、各種施設を備えています。

 

ザ・ブセナテラス

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管理アクティビティー部門/上江州ディレクター、金城チームリーダのお二人にお話を伺いました。

ホテル設計時にLCC (Life Cycle Cost) 対応として「自然エネルギーの活用/建物外被の熱遮断」を考慮した建物になっています。それは、当ホテルのコンセプトでもある“自然との調和/自然への回帰”にも合った考えでもあり、特に自然風の利用(オープンエア)が多く採用されています。

その他にも、自然光の利用・雨水利用もありますが、開業後の省エネ活動としては、2000年サミットの時に自家発電をバックアップして電源を確保する狙いから、コジェネレーションシステムを導入したのが始まりです。そのシステムは重油30円程度だったことから4~5年で投資回収できました。 ちょうど回収し終わった頃に重油の値上がりが始まり、改正省エネ法により第二種エネルギー管理指定事業所に指定されたことから、「本格的に省エネ活動をすべき!」との思いがあり、次の省エネ施策を考えることになりました。

まず照明のLED化・白熱灯から蛍光灯への交換もできる範囲で実施しましたが、ホテルカラーとのアンマッチなどから全面的な適用は難しいものがありました。また、現場レベルでも細かい事はやってきたのですが、それだけでは不十分でしたので、何ができるかと考えた末、ホテル全体で使用する“水”に着目し、特に漏水箇所の調査を行い、その補修等の処置を行ったことにより水の使用量削減ができました。中でも、トイレ(大便器)を13リットル/1回→→ 6リットル/1回タイプに入れ替えたことによる削減効果が、14t/日と如実に現れています。

その後当時流行していたポンプのINV化を実施しましたが、モータ-回転数を少し下げるだけの定流量での運用だったため、思ったほどの効果は得られませんでした。
「実はポンプの省エネが悩みの一つだったんです。」 そこに空調2次ポンプ省エネシステムの「エコノパイロット」と熱源1次ポンプ・冷却水ポンプ省エネシステムの「エコノパイロットHSP」があるとの提案をいただき、検討してみることにしました。

このホテルには、1次ポンプ・2次ポンプ・冷却水ポンプすべてのポンプが存在しており、施工管理会社との検討の中で、洞爺湖サミットでの実績もあることから、「これなら!」との思いが導入のきっかけとなりました。
また、APEC2010の会場としてホテルのある部瀬名岬が選ばれたことから、それまでに結果が出せればとの思いもあり、この時期に導入しました。

エコノパイロット、エコノパイロット-HSP

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省エネ対象のすべてのポンプが存在することから、<エコノパイロットによる空調2次ポンプ省エネ>と<エコノパイロットHSPによる熱源1次ポンプ・冷却水ポンプ省エネ>システムの採用を決めました。

システム図

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導入効果

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エコノパイロット、エコノパイロット-HSPによる削減状況

現在は稼働を始めて間もないのですが、エコノパイロット・エコノパイロットHSPの合計で50%以上の削減率があり、省エネ効果には大変満足しています。現在の削減率や冷水温度等の設備状況が目に見えて分かるといったところも満足しています。特に、省エネしたことによって客室内の空調のバランスがとれるようになり、非常に安心感があるシステムと思っています。ホテルにとっては、お客様の快適さを犠牲にしないで、いかに省エネできるかがカギですから。

エコノパイロットを導入して、あらためてわかった事があります。まずは「見える化」から。そこから見えてきたものを対象に対策を取るということです。現在、発電量・熱回収量・湯使用量・プール昇温用温水などの熱廻りの見える化を行っており、これを元に発電機、コジェネレーションシステムの運用最適化に取り組んでいます。他にも各客室・厨房など、何がどれだけ使われているか把握できていない箇所にも見える化が必要だと思います。

今後は風力と太陽エネルギー(光・熱)といった自然エネルギーを活用した取り組みも行っていきたいと考えています。ただ、音の問題や反射熱の問題、景観との関係から、すぐに導入するには難しいものがあるのも確かです。

今回の改正省エネ法以降、事業所単位からザ・テラスホテルズ全社単位になりました。このことから省エネに関わる組織を立ち上げて省エネ推進者をおき、さらなる省エネに取り組みたいと考えています。それによって省エネのスピードも上がると信じています。

 

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運営 ザ・テラスホテルズ株式会社 (THE TERRACE HOTELS Co.,LTD)
住所 〒905-0026 沖縄県名護市喜瀬1808
開業 1997年7月10日(平成9年)
地面積/総床面積 約16,000m2 / 約41,000m2 10階建
客室数 ホテル本館392室、クラブコテージ18室
URL http://www.skybldg.co.jp/index.html

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