横河電機株式会社
横河ソリューションサービス株式会社

2030年に向けたサステナビリティ中期目標を設定

2018年5月9日発表

 横河電機株式会社は、2017年8月に発表したサステナビリティの長期目標「Three goals」の実現に向け、グループ全体の中期的な重要業績指標(KPI: Key Performance Indicator)と数値目標を設定しました。

 当社の長期経営構想では、「YOKOGAWAは“Process Co-Innovation”を通じて、お客様と共に明日をひらく新しい価値を創造します」をビジョンステートメントとし、お客様の事業活動全体に視野を拡げて課題を共に発掘し、その解決を図ることで、お客様の事業変革や生産性向上に貢献することを掲げています。お客様の生産性を向上させる取り組みは、お客様が生み出す経済価値を増大させるだけでなく、省エネ、省資源、温室効果ガスの排出量削減、安全の向上といった、持続可能な開発目標(SDGs: Sustainable Development Goals)に代表される社会課題の解決にも貢献できます。

 今回、長期経営構想を再定義し新たな中期経営計画を策定するにあたっては、お客様を通じて社会・環境価値を創出していく具体的なプロセスを「価値創造ストーリー」としてまとめ、創出する価値に対して中期目標を設定しました。2020年については2018年5月8日に発表した中期経営計画「Transformation 2020 (略称:TF2020)」の事業計画と整合するKPIを設定しました。2030年については意欲的な数値目標を掲げ、お客様が生み出す経済価値と、SDGsへの貢献を増大させる活動をグループ全体で推進していきます。

 事業活動の基盤となる人財マネジメントについては、ダイバーシティ、エンゲージメント等についてKPIを設定し、多様な人財の成長と活用を推進します。また、長期的な管理が求められるグループ各社のオフィス・工場の温室効果ガスについては、パリ協定が目指す2℃目標を踏まえた2030年目標を設定しました。

 これらサステナビリティ目標に関する進捗は、取締役会が監督し、また当社ホームページで実績を開示していきます。当社グループは、今後もサステナビリティへの取り組みを推進し、ステークホルダーの方々とのco-innovationを通じた新たな価値共創により、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

※ 価値創造ストーリー:
投入リソースから社会への影響までのプロセス(Input→Activity→Output→Outcome→Impact)における価値創造を整理したもの。これにより、それぞれのテーマにおいて、お客様が得られる経済価値およびそれによりもたらされる社会・環境価値を明確にできる。

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