横河電機株式会社
横河ソリューションサービス株式会社

YOKOGAWAグリーンボランティア活動を本格的に開始

2017年4月24日発表

 横河電機株式会社は、生物多様性保全にかかわるYOKOGAWAグループ社員のボランティアが運営する「YOKOGAWAグリーンボランティア」の活動を、2017年度から本格的に展開していきますのでお知らせします。

 YOKOGAWAグリーンボランティアは、生物多様性についての啓蒙や保全活動を行っていく活動として、2016年4月に始まりました。昨年度はトライアルとして、地域の生き物の観察会、身近な植物の豆知識セミナーなどのイベントを社内で開催し、活動の在り方や体制を検討してきました。2017年3月には、武蔵野市やNPOの協力を得て、地元の玉川上水で近隣の小学生とその保護者を対象とした自然観察会を行い、地域社会と連携した活動を実施しました。1年間のトライアル活動を通じて活動を継続していく基盤が整いましたので、今年度から、自治体や地元のNPOなどと連携して、地域の価値を再発見する活動や、地域の生物多様性の保全活動を拡大していきます。
 当社は、これらの活動をCOP10(生物多様性条約 第10回締約国会議)で定められた愛知目標の1、5、9、11につながるものととらえ、YOKOGAWAグリーンボランティアを推進していきます。

自然観察会の様子 1

自然観察会の様子 2

自然観察会の様子

※愛知目標
生物多様性の損失を止めるためにCOP10で定められた20の目標
目標1:人々が生物多様性の価値と行動を認識する 。
目標5:森林を含む自然生息地の損失が少なくとも半減、可能な場合にはゼロに近づき、劣化・分断が顕著に減少する 。
目標9:侵略的外来種が制御され、根絶される。
目標11:陸域の17%、海域の10%が保護地域等により保全される。

<参考> 愛知目標に対する電機・電子業界における生物多様性の保全にかかわる行動指針
電機・電子4団体(JEMA:一般社団法人日本電機工業会、JEITA:一般社団法人電子情報技術産業協会、CIAJ:一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会、JBMIA:一般社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会)環境戦略連絡会 生物多様性ワーキンググループが、業界全体での生物多様性保全活動を加速することを目的として策定

目標1: 生物多様性を保全することの重要性が広く認知されるように、従業員への生物多様性に関する教育を積極的に推進する。また、取組み状況の情報発信やステークホルダーとの連携を通して、社会の意識向上に貢献する。
目標5: 生息地の保護ならびにその劣化と分断を低減するために、生物多様性に配慮した事業所の緑地管理や社会貢献活動、周辺地域における生態系ネットワークの構築などを積極的に推進する。
目標9: 侵略的外来種による影響を防除するため、主に製品の輸送時や事業所の緑地管理、社会貢献活動などにおいて、侵略的外来種の駆除や侵入の防止、ならびに意識啓発を積極的に推進する。
目標11: 生物多様性にとって重要な保護地域の面積拡大のため、社有地や事業所における保護地域に資する生物多様性に配慮した緑地管理や、社外の保護地域における保全活動を積極的に推進する。

以上


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