横河電機株式会社
横河ソリューションサービス株式会社

当社の米子会社社員が2015年度 国際計測制御学会(ISA)フェローに選出

2016年1月13日発表

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:西島 剛志)の子会社であるヨコガワ・コーポレーション・オブ・アメリカ(本社:テキサス州シュガーランド 社長:ダニエル・L・ダンカン)において開発センター長を務めるデイブ・エマソンが、国際計測制御学会(The International Society of Automation:ISA)から、同団体の会員として最高位称号であるフェローに選ばれました。授与式は2015年の10月11日に開催されました。

デイブ・エマソン
デイブ・エマソン

 ISAは1945年に設立された計測・制御に関する国際NPOで、国際標準規格を策定し、現場における作業の安全性と効率の向上に貢献するとともに、制御分野の専門家の教育・育成を行っています。ISAフェローは、自動制御に関わる産業や学会、メーカなどにおいて、技術の進歩や教育に貢献した人の中から毎年数人が選ばれており、今年度はデイブ・エマソンを含め、5人が栄誉を受けました。

 デイブ・エマソンはこれまで、ISAでプロセスオートメーションの現場情報を定型化し、情報交換するためのインタフェースの仕様を策定する標準化活動に広く携わり、ISA-88(バッチプロセス制御に関する規格)やISA-95(企業経営システムと生産システムの統合のための規格)の国際標準化に尽力してきました。また、2014年には、プロセス制御業界に大きな影響力を持つアメリカの有力専門誌「Control」から、2014年度の「The Process Automation Hall of Fame(プロセスオートメーション ホール オブ フェーム)」に選出されました。さらに、MES(製造実行システム)の標準化団体であるMESAインターナショナルでのバッチインタフェースの標準化活動や、通信インタフェースを開発、普及する標準化コンソーシアムのOPCファウンデーションにおけるOPCインタフェースの仕様策定に尽力してきました。

 当社は今回の社員の栄誉を弾みに、今後も優れた制御技術、制御機器の開発を通じてプロセス制御業界のさらなる発展に向けて貢献してまいります。

以上


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