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YOKOGAWA

横河電機株式会社

2007年12月プレスリリース

2007年12月5日発表


光ファイバ敷設工事や保守サービスの効率化を実現する
高性能光ファイバ試験器「AQ7275 OTDR」開発・発売のお知らせ


AQ7275

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:海堀 周造)は、光ファイバの敷設工事や保守サービスの現場で広く用いられる光ファイバ試験器OTDR「AQ7275」を開発、12月6日から販売を開始します。

「AQ7275」は、光ファイバの長さや損失の測定、光ファイバの障害箇所の特定に使用するOTDR(Optical Time Domain Reflectometer)AQ7270 シリーズの新製品で、光ファイバの敷設工事や保守サービスの現場において、大幅な使用時間延長と作業時間の短縮を実現します。

開発の背景
 動画などの大容量データのやり取りが増えたことで、高速大容量のデータ通信が可能な光ファイバ通信網の整備が世界規模で進められています。これに伴い、光ファイバの敷設工事が増加し、光ファイバの測定に熟練していない作業員が短時間で作業を行う機会が増えてきています。このため、光ファイバ敷設工事において、現場での作業品質と作業効率の向上に貢献するOTDRが求められています。
「AQ7275」は、アクセスネットワーク(電話局と電柱間の通信)やユーザネットワーク(電柱と加入者宅間の通信)など中短距離の光ファイバ敷設工事用に、測定時間を大幅に短縮した新製品です。

新製品の特長

  1. 障害箇所測定時間の短縮
    「AQ7275」は、従来機種の信号処理回路の見直しと演算アルゴリズムの改良により、平均化測定モード(※1)での測定時間を従来の3分の1に短縮しました。また、リアルタイム測定モード(※2)時の測定波形のノイズを低減したことでより明瞭な波形測定が可能になり、光ファイバ敷設工事の作業効率改善に貢献します。

  2. 長時間使用への対応
    消費電流の大幅削減などにより、従来機種の約2倍の稼働時間を達成しました。また、外付け大容量バッテリ(2008年2月発売予定)を接続することで、さらに長時間の使用も可能です。これにより、AC電源のない場所でも光ファイバ敷設工事の長時間作業ができるようになります。

  3. 従来機種の特長継承と付加オプションの充実
    業界最短のデッドゾーン(※3)(80cm)、ワンボタン測定機能、起動時間10秒以下、8.4インチ大型カラー液晶画面による視認性向上など、現場での扱いやすさを追求した従来機種の特長はそのままに、安定化光源、可視光源(2008年2月発売予定)など様々な光源に対応するオプションを用意し、適用可能範囲を拡大しました。

【 主な対象ユーザ 】
通信事業者、通信工事会社など

【 主な用途 】
光ファイバ敷設工事や保守サービスにおける品質評価
光ファイバの損失測定や障害点の特定など

【 販売目標 (海外での販売を含む) 】
2007年度  2,000台
2008年度  5,000台

以上

※1 平均化測定モード:
繰り返し測定する波形データを平均化処理しながら表示するモードで、ノイズ波形が滑らかになり波形分析が容易になるが、瞬間的な変化を捉えることはできない。

※2 リアルタイム測定モード:
常に最新の波形データを表示するモード。瞬間的な変化をリアルタイムに捉えられるが、ノイズ波形などもそのまま表示される。

※3 デッドゾーン:
光ファイバの測定において、コネクタなどによる光ファイバの接続箇所が複数ある場合、それらが一定距離以下に近接していると、本来は存在する接続箇所を認識できずに、生じてしまう測定の不可能な範囲。

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