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YOKOGAWA

横河電機株式会社

2007年11月プレスリリース

2007年11月26日発表


ベースバンド信号発生器、デジタル変調信号発生器用オプション
次世代携帯電話の開発向け「LTE信号生成ユーティリティ」を発売


 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 社長:海堀 周造)は、自社のベースバンド信号発生器「VBシリーズ」、デジタル変調信号発生器「VGシリーズ」用のソフトウエア、「LTE※信号生成ユーティリティ」を本日発売し、即日出荷開始しますのでお知らせします。
 LTE(Long Term Evolution)は、第3世代携帯電話の通信規格をさらに高速化させた、いわゆる第3.9世代規格で、現在標準化に向けた作業が進んでいます。当社は、「LTE信号生成ユーティリティ」の発売で、無線機器の評価用信号生成ソリューションをさらに強化します。

なお、当社は本製品を11月28日からパシフィコ横浜で開催される“マイクロウェーブ展2007”に出展します。

開発の背景
 WCDMA方式などの第3世代携帯電話通信規格は、日本、欧米を中心として急速に普及していますが、さらなる高速・大容量化を目指した次世代の通信方式を検討する動きも進んでいます。LTEは3Gといわれている第3世代通信規格の発展形として、第4世代通信規格へのスムーズな移行を視野に入れた基礎技術を数多く盛り込んでいます。国内外の通信事業者や通信機器メーカは、いち早く技術検討を進め規格提案の主導権を握ろうと、LTE技術への開発投資を増やしています。
 当社は、各種無線通信規格に対応した機器を開発する際に必要な信号を発生するベースバンド信号発生器「VBシリーズ」、デジタル変調信号発生器「VGシリーズ」をプラットフォームとして、それぞれに対応したユーティリティソフトを追加することで、変化の激しい無線規格に合わせた柔軟な測定ソリューションを提供してきました。
 今回の「LTE信号生成ユーティリティ」も、ソフトウエアの追加だけでLTE規格の評価が可能となります。

製品の特長

  1. 3GPP LTE規格策定段階の仕様変更に柔軟に対応
    信号フレーム構造をユーザが柔軟に変更できるフレームフォーマット変更機能により、今後3GPP LTE規格の標準化作業中に信号フォーマットが変化しても、ユーザ自身による対応が可能です。

  2. 汎用ファイル形式にも対応
    「VBシリーズ」「VGシリーズ」用のファイル形式のほか、ASCII/CSV等の汎用ファイル形式にも対応しているため、ユーザが所有する各種信号発生装置とのプラットフォーム共有が可能です。

【 主な市場 】
携帯電話機、無線ネットワーク機器メーカの基礎研究、商品開発などの部門

【 用 途 】
LTE方式携帯電話端末、基地局の無線信号評価試験

【 販売目標 】
2007年度10台
2008年度30台

以上

※LTE
 「LTE」(Long Term Evolution)は、携帯電話の第3世代携帯電話方式「W-CDMA」の高速データ通信規格「HSDPA」をさらに進化させた移動体通信規格。通信速度はHSDPAと比べて2~4倍アップし、周波数の利用効率が向上するとされている。3Gと同一の周波数帯、周波数帯域幅を活用することで、4Gへの円滑な移行も見据えている。下り100Mbps以上/上り50Mbps以上の高速通信を目指し、W-CDMA方式の標準化団体3GPP(3rd Generation Partnership Project)において、2009年の標準化を目指して作業が進められている。