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YOKOGAWA

横河電機株式会社

2007年10月プレスリリース

2007年10月30日発表


制御技術や自社における省エネルギー・環境対策の実績を結集し、産業界に展開
―コストと地球環境改善を両立させる省エネルギー・環境ビジネスに参入―


 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:海堀 周造)は、製造業のお客様に対して、生産効率だけでなく省エネルギーや地球環境改善という観点からも最適な生産活動を実現していただくための新たな事業を展開します。

 これまで当社は、産業インフラ分野に対するソリューションおよび自社工場内での取り組みにより、省エネルギー・環境改善に関する技術・ノウハウを培ってきました。その経験を9月1日付で新たに立ち上げた省エネルギー・環境保全ソリューション本部に結集し、生産効率の向上によるコスト削減と、CO2削減をはじめとする地球環境改善を両立させる最適なソリューションの提供を目指します。

 11月7日(水)-9日(金)に東京ビッグサイトで開催される「計測展2007 TOKYO」では、省エネルギー・環境改善をメインテーマとした展示を行います。

新事業を展開する背景 
 近年、CO2などの温室効果ガスの影響によって地球温暖化が進み、世界各地で起こっているかんばつや大雨、寒波、熱波などの自然災害の増加、海面上昇の原因になっていると言われています。
 日本は国を挙げてCO2削減に取り組んでいますが、現在のままでは、京都議定書の公約である1990年比6%削減という目標は達成困難と見込まれています。
 このため、産業界では今月、温室効果ガスの排出削減の追加対策として、数値目標の引き上げを決めました。また、社会的責任の観点からも、企業の積極的なCO2削減努力が社会から重要視されるようになっています。これまでは、多くの企業がコスト削減という観点から生産効率向上を目指してきましたが、これからはコストと環境保全の両立が、企業経営にとって必須条件となります。
 当社は、中核の甲府工場において自社製品によるエネルギー制御システムを導入し、2006年度のエネルギー原単位換算のCO2排出量を、1990年比15,000トン削減しました。また、2005年にはゼロエミッションも達成しています。
 また、これまで国内の石油、石油化学、化学、鉄鋼など各産業分野で、生産制御システムをはじめ生産効率化を支援するソリューションを提供し、その成果として省エネルギーに貢献してきました。特に、エネルギーを大量に使用するエチレンプラントや鉄鋼業の高炉制御などの分野では圧倒的なシェアを持ち、お客様の信頼に答えています。
 これらの実績を通じて当社が蓄積してきた技術・ノウハウを省エネルギー・環境改善の観点から再構築して、産業界全体を対象に省エネルギー・環境改善ソリューションを提供すること、ひいては日本の環境保全対策に貢献することが、今回の新事業立ち上げの狙いです。

具体的な事業展開 

1.対象市場
改正省エネルギー法で第1種エネルギー管理指定工場に分類される7,400事業所のうち、商用ビル等を除く産業分野の約5,600事業所


2.ビジネスモデル
(1)コンサルティング
現場調査・診断から省エネシステム構築、運用・保守、効果検証まで一貫したコンサルティングサービスを提供し、高い省エネ効果を上げるソリューションを提供します。また、効果検証からさらなる改善提案を行って、改善サイクルを継続的に回転させます。

(2)省エネルギーソリューション製品群とエンジニアリング
自社の省エネルギーソリューション製品群を中心として、お客様に最適な省エネルギーシステムの設計・エンジニアリングを行います。


  <省エネルギーソリューション製品群の例>
  • エネルギー最適制御システム「Enemap(エネマップ)」
  • エネルギー管理システム「Enerize(エネライズ)」
  • 熱源2次ポンプ省エネシステム「エコノパイロット」
  • 1次ポンプ/冷却水ポンプ省エネ制御システム「エコノパイロット-Chp」
  • 生産冷却水省エネ制御システム「エコノパイロット-Eqc」
  • コンプレッサ省エネ制御システム「エコノパイロット-Comp」

3.事業目標(売上高)
2010年度: 250億円
2012年度: 500億円

以上

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