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YOKOGAWA

横河電機株式会社

2007年10月プレスリリース

2007年10月23日発表


レンジフリーコントローラ「FA-M3R」用モジュール5種類を同時発売のお知らせ

FA-M3R

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:海堀周造)は、自社のレンジフリーコントローラ「FA-M3R」向けに5種類のモジュールを開発し、12月末に発売しますのでお知らせします。
 今回開発したのは、0.1ミリ秒以下でCPUからの命令を処理する業界最高クラスの「トランジスタ出力モジュール」のほか、「位置決めモジュール(トルク制御用)」「高負荷電流対応接点出力モジュール」「リアルタイムOS搭載CPUモジュール」「小型ベースモジュール」の5種です。
 なお、11月13日~16日のシステムコントロールフェア2007(会場 東京ビックサイト)に、今回発売する製品を出展します。

開発の背景
 当社のレンジフリーコントローラ「FA-M3R」は、いわゆるプログラマブル・コントローラ(PLC)に分類される製品で、半導体製造装置や電子部品組み立て装置など、各種機械・装置の組み込みコントローラとして使用されます。最終製品の小型化や低価格化が加速していることで、これらの機械・装置にもますます高速化・高機能化・低価格化が要求されています。それをコントロールするPLCにも生産性向上、コスト低減を実現する高い性能、ハイコストパフォーマンスが要求されています。
 当社は従来から高機能なモジュールを販売してきましたが、今回さらに高速・高精度・ハイコストパフォーマンスの製品を投入し、お客様の生産性向上を支援します。

製品の特長

  1. トランジスタ出力モジュール
    CPUからの命令を0.1ミリ秒以下と業界最高クラスで高速処理します。業界最高速の当社のシーケンスCPUモジュールと組み合わせることで内部処理時間を限りなく短縮することができるため、ユーザの生産性が大幅に向上します。

  2. 位置決めモジュール(トルク制御用)
    位置決め、カウンタ、アナログ入出力の3つの機能を1つのモジュールに盛り込んだため、装置の小型化とコスト低減に貢献します。また、装置のトルク制御を油圧式から精度の高い電気式に移行したいという装置メーカやユーザのニーズに対応して、トルク制御に特化したポートを搭載しました。

  3. 高負荷電流対応接点出力モジュール
    最大2Aまでの電流出力が可能で、印刷機、成型機、プレス、圧延機などの大型装置にも幅広く対応します。また大電流を出力させるために従来必要だった中継端子台等が不要となるので、装置の小型化とコスト低減に貢献します。

  4. リアルタイムOS※1搭載CPUモジュール
    リアルタイムOSに対応した32ビットRISC※2、当社従来製品比2倍以上の大容量メモリと高速バスを装備したので、処理時間が短縮し生産性が向上します。

  5. 小型ベースモジュール
    「FA-M3R」の各モジュールを装着するベースモジュールのラインナップ追加です。小規模の装置も高機能化したいというメーカのニーズに対応しています。

【 主な市場 】
半導体製造装置、電子部品/電子機器組み立て装置などの各種自動機メーカ

【 用 途 】
上記装置の組込コントローラとして使用

【 販売目標(海外含む) 】
「FA-M3R」シリーズ全体で
2007年度:400,000台、2008年度:500,000台

※1 リアルタイムOS(real-time operating system)
要求時間内に目的の処理を終えることを重視したOSのことで、パソコン用OSとは異なり主に工作機械の制御装置に組み込まれます。

※2 RISC(reduced instruction set computer)
縮小命令セットコンピュータのことで、中央処理装置を制御する基本命令を簡素化し、高速で演算処理を行います。

以上

リアルタイムOS搭載CPUモジュールについてはこちら
その他のモジュールについてはこちら