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YOKOGAWA

横河電機株式会社

2007年10月プレスリリース

2007年10月22日発表


携帯電話端末テスト用測定器「VC3300」にTD-SCDMAテストオプションを追加

VC3300_softwear

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 社長:海堀 周造)は、自社のワイヤレス・コミュニケーション・テスタ「VC3300」用に、主に中国で商用化検討が進められているTD-SCDMA方式第3世代携帯電話機向けのテスト・ソフトウエア・オプションを開発、2007年12月末より出荷開始しますのでお知らせします。

 ワイヤレス・コミュニケーション・テスタ「VC3300」は、携帯電話機の基地局との接続機能と無線特性を、高速・高確度で検査できるテスタです。GSMやWCDMAなど 各方式に対応したテストソフトウェアをインストールすることで各種携帯電話の検査に対応します。
 今回開発したTD-SCDMAテスト・ソフトウェア・オプションを搭載することで、VC3300をTD-SCDMA方式携帯電話端末用テスタとして生産ラインや修理センターでのテストに使用できます。各通信方式に対応するテスト機能はソフトウェアオプションとして提供されるため、機能拡張にあたってのハードウェア改造を必要としません。
 なお、当社は本製品を10/23から中国北京市で開催される“PT/EXPOCOMM CHINA 2007”に出展します。

開発の背景
WCDMA方式などの第3世代携帯電話通信規格は、日本、欧米を中心として商用化運用が急速に進んでいますが、それと平行して、中国が主導する形でTD-SCDMA方式第3世代携帯通信規格の策定が進んできました。来年に迫った北京オリンピックを前に、中国主要都市で試験ネットワークの拡大と商用サービスの本格化が計画されています。TD-SCDMA携帯電話システムはすでに中国で運用されている、第2世代規格のGSM機能をあわせて搭載し、デュアルモード機として利用される予定です。
 そのため、今回中国市場向けにVC3300にTD-SCDMA端末のテスト機能を追加し、GSMとTD-SCDMAの両方式に対応できるようにしました。

製品の特長

  1. 用途に応じた最適な構成を構築可能
    各通信方式に対応した測定機能をソフトウェアオプションとして用意しており、 新たな通信規格の測定機能が必要になった場合には、ソフトウエアの追加購入のみで機能追加でき、ハードウェアの改造は不要です。
  2. 高精度で豊富なテスト機能
    呼接続の状態で送信・受信特性試験と音声折り返しによる通話テストが行え、TXRXモード※と呼ぶ非通話状態でのチップセットの調整も可能です。

    ※テストのために携帯電話とテスタを接続状態にする際に、通常の受発信によらずにテスト専用のプロセスで接続を確立する方法

【 主な市場 】
携帯電話機メーカの開発、生産、品証、サービスなどの部門

【 用 途 】
TD-SCDMA方式携帯電話端末の呼接続、無線特性、音声通話などの調整試験、出荷判定試験

【 販売目標 】
2007年度50台
2008年度300台

この分野における当社の取り組み
 当社は、’97年11月に、業界に先駆けてW-CDMA方式に対応した信号発生・  解析装置として「W-CDMA評価システム」を発売しました。このシステムは、測定器  メーカが初めて提供するW-CDMAの評価装置として注目を集めました。
 ’02年7月には、世界初のW-CDMAサービステスタ「VC100」を発売、さらにGSM測定機能を追加した「VC200」を世界各国で販売しています。「VC3300」は携帯電話の生産工場における調整試験、出荷判定試験での利用を目的として販売されております。従来の同等製品に比して測定スピード、測定確度に一切の妥協をすることなく、その一方で従来比50%以上の大幅なコストダウンを実現しました。

以上

詳細は、こちら