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YOKOGAWA

横河電機株式会社

2007年10月プレスリリース

2007年10月19日発表


安全計装システム「ProSafe -RS」の機能強化版発売 のお知らせ

ProSafe-RS

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:海堀 周造)は、安全計装システム「ProSafe-RS(プロセーフ アールエス)」の機能強化版「ProSafe-RS R1.03」を開発、10月22日から販売を開始しますので、お知らせします。
 今回の機能強化では、石油・石油化学などの分野における安全計装に対する最新ニーズに応えるため、光通信によるリモート機能やデジタル出力の強化、シミュレーションテスト機能などを追加しました。

開発の背景
 石油や天然ガス、石油化学などの分野では、人身事故防止、環境保全、企業の社会的責任など様々な観点から、操業時の安全確保がますます重視されるようになっています。操業の効率化と安全を両立するためには、以前は別々の機能と考えられていたプロセス制御システムと 安全計装システムを有機的に結合させ、高度な連携を実現させる必要があります。
 このようなニーズに答え、当社は「ProSafe-RS」を発売、統合生産制御システムCENTUM CS3000 R3との連携機能を継続的に強化してきました。特に今回の機能強化では、計器室の統合による効率化を目指すユーザニーズに対応する機能を強化します。

機能強化の概要

  1. 光通信による通信可能距離を延長
     「ProSafe-RS」のコントローラとI/Oモジュール間の光通信を、光バスリピータを介して50kmまで延長させることができます。これにより、工程ごとに計器室が分散しているような大規模プラントの計器室と安全計装用コントローラを一箇所にまとめることができます。
     また、50kmまで延長できることで、遠距離にある井戸元などの安全計装用フィールド機器も遠隔操作・監視することが可能になります。

  2. 入出力モジュールのラインアップ強化
     遠距離配線出力モジュール対応及び大電流出力のデジタル出力モジュールを追加します。

  3. シミュレーションテスト機能の追加
     DCSとの通信テストや操作監視機能のテスト、安全計装システムのコントローラ間通信の テストを行うソフトウエアで、シミュレーションテスト※を実行できるようにしました。これによりハードウエアと接続されていなくとも機能チェックができ、エンジニアリング作業効率が向上します。
    ※ シミュレーションテストを行うには、CENTUM CS 3000 R3のテスト機能関連パッケージソフトウエアが別途必要

【 主な市場と用途 】
石油、天然ガス、石油化学などのプロセス産業各種プラントにおける緊急プラント遮断システムや防消火システム、バーナーマネジメントシステムの構築

【 販売目標(海外での販売を含む) 】
2007年度300システム
2008年度400システム

「ProSafe-RS」について
 「ProSafe-RS」は、2005年2月に発売した安全計装システムで、プラント操業時の異常事態を検出し、シャットダウンなどの緊急動作を実行することで、事故などを防ぐ役割を担います。CENTUM CS3000 R3と組み合わせて使用することにより、今まで機能や役割が違うため 個別にシステムを構築していた プロセス制御システムと安全計装システムを統合できる という特長を持っています。さらに、国際安全規格IEC61508(注1)に適合し 安全度水準SIL3レベル(注2)を実現する機器として、第三者機関による認証を取得しています。その結果、「ProSafe-RS」はユーザから高く評価され、発売開始から全世界で200以上のプロジェクトで採用されています。
 当社は、好評の「ProSafe-RS」に最近のユーザニーズを反映させることで、安全計装ビジネスの拡大を目指します。

(注1)国際安全規格IEC61508:
国際電気標準会議 ( IEC : International Electrotechnical Commission )が制定した電気・電子機器の機能安全に関する規格です。
(注2)安全度水準SIL(Safety Integrity Level)とSIL3レベル:
SILは、IECが規定している安全度の水準です。SIL3は、プラントに安全対策を施さない場合と比較して、リスクの度合いを1/1000から1/10000の範囲に低減できます。

以上

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