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YOKOGAWA

横河電機株式会社

2006年10月プレスリリース

2006年10月25日発表


光ファイバ敷設工事や保守サービスの効率化を実現する
高性能光ファイバ試験器「OTDR AQ7270」開発・発売のお知らせ


 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:内田 勲)は、光ファイバの開発や製造、敷設工事や保守サービスの現場で広く用いられる光ファイバ試験器「OTDR AQ7270」を開発、11月30日から販売を開始します。

 「AQ7270」は、光ファイバの長さや損失の測定、光ファイバの障害箇所の特定に使用するOTDR(Optical Time Domain Reflectometer)の新製品で、光ファイバの敷設工事や保守サービスの現場において、大幅な操作性向上と作業時間の短縮を実現します。

開発の背景

 動画配信などの新たなサービスの普及を目指し、光ファイバ通信網が世界規模で整備され始めています。それに伴い、光ファイバの敷設工事が世界的に増加しており、光ファイバの測定に熟練していない作業員が、工事現場で作業を行う機会が増えてきています。このため、光ファイバ敷設工事において、現場での作業品質と作業効率の向上に貢献するOTDRが求められるようになってきています。
 「AQ7270」は、新開発した光コンポーネントを搭載し、主にアクセスネットワーク(電話局と電柱間の通信)やユーザネットワーク(電柱と加入者宅間の通信)での光ファイバ敷設工事向けに開発した新製品です。
 今後、当社は新製品「AQ7270」 とコアネットワーク(都市間通信)やメトロネットワーク(都市内通信)向け既存製品AQ7260の2機種のOTDRを拡販していきます。

新製品の特長

1.

障害箇所を見逃さない性能
光ファイバ敷設工事での障害は、光ファイバの接続点の近辺で生じることが多く、障害点を検出するには、接続点の近辺を高分解能で測定できるOTDRが必要です。「AQ7270」では、デッドゾーン*業界最短の80センチメートルにまで短縮したので、光ファイバの障害点を今まで以上に確実に検出できます。その結果、信頼性の高い光ファイバ敷設工事を実現できるようになります。

 * デッドゾーンについて
  光ファイバの測定において、コネクタなどによる光ファイバの接続箇所が複数ある場合、それらが
  一定距離以下に近接していると、本来は存在する接続箇所を認識できずに、生じてしまう測定の
  不可能な部分。

2. 光ファイバの初心者に簡単操作を提供
「AQ7270」
は、ワンボタン測定機能を搭載したことで、今まで工事現場で行っていた測定器の設定変更や測定手順を、あらかじめ本体に記憶させておくことができます。このため、光ファイバの測定に熟練していない作業員でも、測定開始のスイッチを1回押すだけで、光ファイバの敷設状態を簡単にチェック(良否判定)することができ、現場での作業ミスを減らすことができます。

3.

現場での使いやすさを追求
起動時間を10秒以下に短縮するとともに、大型画面(8.4インチのカラー液晶)を搭載し、視認性を向上しました。その結果、敷設工事の現場における操作性を大幅に向上しました。

 
【 主な対象ユーザ 】
 通信事業者、通信工事会社など

【 主な用途 】
 光ファイバ敷設工事や保守サービスにおける品質評価
 ・光ファイバの損失測定や障害点の特定など
 
【 販売目標 (海外での販売を含む) 】
 2006年度  2,000台
 2007年度  5,000台

以上
 
詳細は、こちら