ページ内を移動するためのリンクです。
グローバルナビゲーションへ
本文へ
サイト情報へ

YOKOGAWA

横河電機株式会社

2006年10月プレスリリース

2006年10月11日発表


ICMS-Tシリーズに「階層解析&ワンセグ再生オプション」追加のお知らせ

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:内田 勲)は、放送局で使用するデジタル放送用監視システム「TS統合監視装置ICMS-Tシリーズ」のオプションとして、新たに「階層解析&ワンセグ再生オプション」を追加し、本日より販売を開始しますので、お知らせします。
 
 今回発売するオプションは、本年4月に正式運用が始まった地上デジタル放送の新たなサービスである
「ワンセグ放送」に対応したもので、従来のシステムではできなかったトランスポートストリーム(TS)*1の多
階層伝送*2 運用時の解析と、ワンセグ放送の再生機能がセットになっています。本オプションを追加する
ことにより、多階層伝送運用時に必要な帯域確認や送出階層の確認ができるとともに、障害発生時の事後
検証やシステム改修後の事前検証等を行うことができます。

 *1 :トランスポートストリームTS
   デジタル放送のコンテンツは、画像・音声圧縮の国際規格「MPEG2」に準じて作成されます。圧縮され
   たデータを一定の長さのパケットに分割して送信しますが、この一連のパケットをトランスポートストリ
   ーム(TS)と呼びます。
 *2 :多階層伝送
   放送で使用するひとつの周波数帯域に対し、TSを分割して複数の階層でデータを送出する伝送方式。
   これにより、ひとつの周波数帯で、通常のテレビ放送とワンセグ放送の両方を送信できます。

開発の背景
 デジタル放送の特長である高精細な画像、高品質の音声やデータ、双方向性を活かすためには、コンテンツ(番組データ)が正しく管理・送出されることが重要です。ところが、アナログ放送と違い、画面の監視だけではコンテンツが正しく送出されているかどうかの判断ができません。このため、TSレベルでコンテンツを常時監視する必要があります。
 さらに、本年4月に「ワンセグ放送」が開始されたことで、放送局内でのワンセグ放送の監視や検証用のツールのニーズが高まっていました。
 
オプションの概要

1.

階層解析機能
従来の放送データのパケットIDの表示機能に加え、パケットが送出される階層を表示する機能を追加しました。これにより、各階層におけるデータの送出量を直感的に視認することが可能です。また、映像、音声やEPG(電子番組ガイド)などのデータが正しい階層で送出されているかを確認することができます。

2.

ワンセグ再生機能
ワンセグ放送の再生機能は、大きく分けて以下の3つの再生機能から成り立っています。
 (1) Video/Audioの再生
 (2) 字幕の再生
 (3) データ放送の再生
本オプションでは上記3種類の再生機能を搭載し、かつ、従来の地上デジタル放送の再生機能同様、映像のスチルや早送り・巻き戻し、コマ送り等にも対応しています。


「ICMS-Tシリーズ」について
 デジタル放送では、Transport  Stream(TS)形式でビデオやオーディオ、EPGと呼ばれる番組データなどを送信しています。TS統合監視システムは、多重して送られるTSを監視し、視聴者が問題なくデジタル放送を視聴できるようにするための放送局のマスター技術者向け監視ツールです。「ICMS-Tシリーズ」は社団法人 電波産業会(ARIB)標準規格だけでなくARIB運用規定まで網羅した700項目に及ぶリアルタイム監視が可能なシステムで、放送局への高いシェアと実績を持っています。

【 主な市場と用途 】
 放送局における地上デジタル放送のマスター監視システム

【 販売目標 】
 2006年度 50システム   2007年度 70システム

 
以 上