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YOKOGAWA

横河電機株式会社

2006年5月プレスリリース

2006年5月19日発表


液晶ドライバICの多ピン化に対応し、ユーザの検査コストを大幅に削減する
FPDドライバテストシステム「ST6730 2400ピン仕様」を受注開始


 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:内田 勲)は、液晶ドライバICの多ピン化に対応し、ユーザの検査コストの大幅な削減を実現するFPDドライバテストシステム「ST6730 2400ピン仕様」を開発し、5月22日より受注を開始します。

 FPDドライバテストシステムST6730は、液晶ドライバICのテストコスト半減を目指し2004年11月に市場投入した、当社ATEビジネスの主力製品です。パーピンデジタイザ* を配置しており、液晶ドライバICの階調テスト*の大幅な高速化と高精度化を実現しているため、液晶テレビ用ドライバICの検査工程で広く採用されています。
当社はATEビジネスにおいて、製品競争力の強化とラインアップの拡充に取り組んでおり、今回の新製品投入もその一環です。

* パーピンデジタイザ:
アナログ/デジタル コンバータとメモリを全ピンに配置する方式で、シェアードデジタイザ方式と比べて、液晶ドライバICの階調テストを高速化できる。
* 階調テスト:
FPDの表示色を決めるために、液晶ドライバICの出力電圧を何万通りも変化させて、全出力ピンを測定するテスト。


機能強化の背景 

 携帯電話や液晶テレビなどの画面の大型化や高精細化により、ドライバICの多ピン化・多階調化が進んでおり、ドライバICのボリュームゾーンが、液晶テレビ用では720ピン以上のもの、携帯電話用では1040ピン以上のものに移行してきています。ドライバICは、全てのピンの階調テストを行う必要があるため、多ピン化・多階調化が進むにつれて、検査時間が大幅に長くなり、検査コストが増加する傾向にあります。そこで、ドライバICのメーカは今まで以上に検査工程のコスト削減を進めるため、多ピン化に対応し、検査時間を短縮できるFPDドライバテスタを求めるようになっています。
当社は、携帯電話用のドライバICでボリュームゾーンとなってきたQVGA * (1040ピン)やWQVGA * (1120ピン)に対応するため、FPDドライバテストシステムの新製品を投入するものです。

*  QVGAとWQVGA:
いずれもディスプレイの解像度を表しており、QVGAは320×240ピクセル、WQVGAは400×240ピクセルです。最近の携帯電話やPDAなどに採用され始めている。


機能強化の内容

1. 多ピン化対応により検査工程のスループットを向上
同時測定できるドライバICのピン数が、従来の1344ピンから2400ピンに増えました。このため、QVGA(1040ピン)やWQVGA(1120ピン)といった、最新の携帯電話に搭載されている液晶のドライバICの2個同時測定が可能になり、検査工程のスループットを2倍に向上します。
2.

ユーザの検査コストを大幅に削減
携帯電話用ドライバICを検査する際、ユーザは品種ごとに異なる検査用回路を搭載したプローブカード* を新たに設計、製作する必要があり、ユーザにとって大きなコスト負担となっていました。今回、当社が新規開発したユーザ・カスタマイズ・ボード(UCB)は、検査用回路を共通化して、搭載することを可能にしたため、プローブカードを簡素化でき、品種ごとに新規設計する必要がなくなります。その結果、ユーザの検査コストの大幅な削減を実現します。
* プローブカード:
FPDドライバテストシステムのテストヘッドと液晶ドライバICの間に設置する試験治具。ドライバICをウエハレベルで評価する際に使用する消耗品。

【 主な市場 】
 携帯電話、デジタルカメラ、液晶テレビなどに使われる液晶ドライバICのメーカやテストハウス  
       
【 用 途 】
 FPDドライバICのウエハテスト、ファイナルテスト

【 FPDドライバテストシステム全体での販売目標(海外を含む) 】
 2006年度  400台   2007年度  600台 

以上

詳細は、こちら