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YOKOGAWA

横河電機株式会社

2006年2月プレスリリース

2006年2月9日発表


第3世代携帯電話機の製造・検査工程を大幅に効率化する
「ワイヤレスコミュニケーションテスタ VC3300」開発・発売のお知らせ


  横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:内田 勲)は、第3世代携帯電話機の製造・保守サービス用測定器「ワイヤレスコミュニケーションテスタ VC3300」を開発、2月10日から販売を開始します。

  「VC3300」は、世界的に普及し始めた第3世代(W-CDMA方式* )携帯電話機の検査工程において、スループットの向上とコスト削減に大きく貢献する測定器です。携帯電話機の無線部を約0.2秒(当社従来製品比50倍)で高速に測定することが可能であり、かつ設置面積を従来の製造ラインで用いられていた高機能テスタの半分に抑えています。

  当社は、市場動向やユーザニーズを反映した製品を迅速に開発することで、通信・測定器事業の更なる拡大を目指します。  

* W-CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)方式:
    第3世代携帯電話通信サービスの1つで、高速データ通信が可能。日本や欧州を中心に普及し始めてい        る。

開発の背景


 大容量データを高速に送受信できるW-CDMA方式の携帯電話が、世界規模で普及し始めており、携帯電話機メーカは、W-CDMA方式の携帯電話機の生産量を大幅に増加させています。しかし一方で、携帯電話事業者間のサービス・価格競争の激化により、携帯電話機の低価格化が進んでいます。
 従来、携帯電話機メーカはW-CDMA方式の携帯電話機の製造工程においても、開発用途向けの高価な高機能テスタを用いて検査を行ってきましたが、携帯電話機の低価格化に対応するため、検査設備のコスト削減、検査時のスループット向上に寄与する製造ライン向けの携帯電話機テスタが、強く求められるようになっています。
 「VC3300」は、このような市場ニーズを一早く反映した、携帯電話機の製造ラインにおける検査工程の効率化に寄与する新製品です。

新製品の特長

1.

測定速度を大幅に向上

 測定速度を当社従来製品比50倍に向上させ、送信電力や周波数誤差といった携帯電話機の無線部の測定所要時間を約0.2秒に短縮しました。この結果、製造ラインの検査工程におけるスループット向上に寄与します。

2.

小型・低価格

 従来製造ラインで用いられてきた高機能テスタと比較して、設置面積を1/2に圧縮するとともに価格もほぼ半額に抑えているため、検査工程の省スペース化・大幅なコスト削減を実現します。

3.

本体だけで自動テストが可能

 携帯電話機の送信部や受信部などの測定内容とそれらの測定順序をシナリオファイルとして予め登録することを可能にしたので、測定器の設定用・制御用PCを使用せずに携帯電話機を自動検査することができるようになりました。このため、検査設備の簡素化・コスト削減に貢献します。
 ・専用ソフトウェアを5月に無償配布予定。


【 主な市場 】
  携帯電話事業者、携帯電話機メーカ など

【 用 途 】
  携帯電話機の製造時の検査、修理時の調整・検査 など

【 販売目標(海外販売を含む) 】
  2006年度    750台   
  2007年度  1,000台


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以上