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YOKOGAWA

横河電機株式会社

2006年1月プレスリリース

2006年1月10日発表


ミドルレンジ帯域対応製品ながら高いサンプリングレートを実現させた
「ディジタルオシロスコープ DL9040/DL9040L」発売のお知らせ


 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:内田 勲)は、ミドルレンジオシロスコープ“DL9000シリーズ”に新機種「DL9040/DL9040L」を追加し、1月12日から販売を開始します。

 「DL9040/DL9040L」は、測定ニーズの高い周波数帯域500メガヘルツというミドルレンジ対応製品ながら、これまでにない5ギガサンプリング/秒という高いサンプリングレートを実現させた新製品です。このため、市場の拡大が続く自動車の電装品やOA機器に組み込まれる電子回路の評価・動作確認に最適です。当社はこの新製品の市場投入により、波形測定器ビジネスの更なる拡大をめざします。


開発の背景


 自動車のエンジン制御部やスキャナなどのOA機器の高性能化に伴って、そこに組み込まれるデバイスや電子回路が高速化・複雑化しています。これらのデバイスや電子回路の性能評価・動作試験に不可欠なデジタルオシロスコープには、従来“周波数帯域が数百メガヘルツのミドルレンジで、かつサンプリングレート(信号の取り込み間隔)が1ギガサンプリング/秒”程度の仕様が求められていました。しかしながら、最近のデバイスや電子回路の高速化・複雑化に伴い、“周波数帯域は従来同様のミドルレンジでも、5ギガサンプリング/秒という高いサンプリングレート”が、デジタルオシロスコープの仕様に要求されるようになってきています。
 「DL9040/DL9040L」は、このような市場動向やユーザニーズに対応するために開発した新製品です。

新製品の特長

1.

高速信号の確実な捕捉・詳細解析を実現
 当社従来製品(DL1740E)比5倍の5ギガサンプリング/秒という高いサンプリングレートで、高速な信号波形を細密に捕捉します。さらに、当社独自開発の「Advanced Data Stream Engine(アドバンスト データ ストリーム エンジン):ADSE」の搭載によって、1秒当たり最大250万回の頻度で波形データを蓄積可能です。このため、自動車のエンジン制御部やスキャナ、複写機などの性能評価において、まれにしか起こらないノイズの解析をも可能にしました。

2.

小型化を追求
 本体の奥行きを従来製品の半分となる18cm以下に押さえているため、実験室での開発作業だけでなく、保守作業の現場での持ち運びも容易にします。その結果、導入した設備のTCO(Total Cost of Ownership)削減に貢献します。

3.

見やすい表示画面
 捕捉した信号波形を頻度に応じて階調表示できるため、ノイズやゆらぎなどの異常現象の発生頻度を、画面を見るだけで直感的に確認することが可能です。


【 主な市場 】
  プリンタ、スキャナなどのOA機器メーカ
  自動車やその電装品などのメーカ
  AV機器、デジタル家電などのメーカ、通信機器メーカ
  半導体、電子デバイス関連メーカ など

【 用 途 】
  FPGAやASICなどの専用デバイスの動作確認
  マイコン等の制御信号観測と制御ファームウエアのデバッグ
  通信バスデータ評価およびトラブルシューティング
  携帯電話や薄型テレビなどの組込機器における回路設計、評価 など

【 DL9000シリーズ全体での販売目標(海外販売を含む) 】

  2005年度   2800台
  2006年度   3500台


<DL9040/DL9040LとDL1740Eとの比較表>
モデル名 DL9040/DL9040L DL1740E
周波数帯域 500メガヘルツ 500メガヘルツ
サンプリングレート 5ギガサンプリング/秒 1ギガサンプリング/秒
メモリ長 DL9040:2.5メガワード
DL9040L:6.25メガワード
2メガワード

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以上