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YOKOGAWA

横河電機株式会社

2005年9月プレスリリース

2005年9月29日発表


超音波レベル計の新製品「SUN60シリーズ」発売のお知らせ

  横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:内田 勲)は、石油、化学、鉄鋼などの各種プラントで、タンク貯蔵物などのレベル(高さ)を測定する超音波レベル計の新製品「SUN(サン)60シリーズ」を、10月3日に発売しますので、お知らせします。

開発の背景
 各種プラントのタンク貯蔵物などのレベルを測定する場合、液体、粉体といった測定対象の性状によって測定条件が大きく変わります。したがってレベル計メーカには、測定原理の違うレベル計を幅広く揃えていることが求められます。レベル計には、大きく分けて接触型と非接触型がありますが、接触型の分野では、各種プラントでもっとも多く使用される差圧式レベル計で、当社は国内トップシェアを獲得しています。
 2000年には、非接触型レベル計市場に本格参入し、超音波やレーダーを利用したレベル計を販売しています。非接触型のレベル計は、付着性、強酸性が高く測定条件が厳しい貯蔵物の測定に向いており、保守が容易であるため、TCO(Total Cost of Ownership)の削減に有効です。このため、ユーザや計測器メーカの注目を集め、市場が拡大しています。
 当社は、この非接触型レベル計のなかで、市場規模が大きい超音波レベル計の新製品「SUN60シリーズ」を市場投入し、レベル計ビジネスを拡大します。
 
新製品の特長
1.

性能向上により適用範囲が拡大
  電子回路とソフトウェアを改良したことで、当社従来製品に比べて測定範囲が1メートル長くなり、アプリケーションが広がりました(SUN61/SUN62)。また、ステンレス製ケースを採用し耐食性を強化したほか、防水性・防塵性(IP68に対応)も向上させました。これにより、塩分や腐食性ガスを含む液体などのレベル測定に使用できるようになりました。

*) IPレベルは、日本工業規格(JIS)で定められた、電気機器への異物侵入に対する保護等級です。IP68は、粉塵が内部に侵入せず、密閉構造であるため、水没したときでも故障しないレベルを表す。

2. 操作性の向上
  操作・表示部に液晶を採用したことで、トレンド表示や反射波の波形表示などが可能になり、現場での使い勝手が向上しました。また、計測器メーカを中心に普及している調整用ソフトウェアを採用し、レベル計の設定や調整を、パソコンから簡単に行えるようにしました。

3.

取り扱いが容易
 小型化・軽量化を進めるとともに、配線口の向きを自由に回転させられるように改良したことで、ケーブルを接続しやすく、狭い場所への設置も容易になりました。

 
【 主な市場 】
  上下水道、電力、化学、石油、石油化学、食品、薬品、鉄鋼、窯業など

【 用途 】
  タンクやサイロなどの内部の液体、粉体、粒体のレベル(高さ)の測定

【 販売目標(レベル計全体で) 】
  2005年度   800台
  2006年度  1100台

超音波レベル計とは 
超音波レベル計は、測定対象面に向けて超音波を発信し、反射波が戻って来るまでの往復時間を測定することで、測定対象面までの距離を求める方式のレベル計です。
以下のような特長があり、あらゆる液体、粉粒体のレベル測定が可能です。
 (1) 測定対象に非接触なので、センサへの物質の付着や磨耗等がない。
 (2) 測定対象の温度や密度変化、付着性、粘性といった性状の変化の影響を受けない。
 (3) 非接触型レベル計のなかでは、安価であり広く普及している。

以 上

詳細は、こちら