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YOKOGAWA

横河電機株式会社

2005年6月プレスリリース

2005年6月2日発表


IPネットワーク試験器「TrafficTesterPro」用の新インタフェースユニット
「AE5524 1000BASE-Xユニット」開発・発売のお知らせ
-業界最多となる光インタフェースを12ポート搭載-


  横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:内田 勲)は、IPネットワーク試験器「AE5511 TrafficTesterPro(トラフィックテスタプロ、以下 TTPro)」用の新インタフェースユニット「AE5524 1000BASE-X(ベースエックスユニット、以下 AE5524)」を開発し、6月3日より発売しますので、お知らせします。

  「AE5524」は、通信速度1ギガビット/秒の光インタフェースを業界最多の12ポート搭載していますので、試験設備の導入コストを抑えながら、ルータやLANスイッチなどのIPネットワーク機器の性能や機能を評価することができます。
  当社は、「TTPro」および「AE5524」を6月8日から幕張メッセで開催される「Networld + Interop TOKYO 2005」に出品する予定です。

TrafficTesterProについて 
 「TTPro」は、LANスイッチやルータといったIPネットワーク機器の機能や性能を、開発や製造、現地調整などのさまざまな場面で、効率よく試験できる測定器です。本体に2枚のインタフェースユニットを実装可能で、10メガビット/秒から10ギガビット/秒までのビットレートに対応しています。
 「TTPro」は、2003年7月当社関連会社の安藤電気株式会社が開発しました。ユーザニーズへのきめ細かな対応と新技術の導入をコンセプトにしており、2003年12月に「AE5522 10GBASE-Xユニット(10ギガビット/秒を2ポート搭載の光インタフェースユニット)」、2005年1月に「AE5523 1000BASE-Tユニット(ギガビット/秒を12ポート搭載の電気インタフェースユニット)」を市場に投入しました。
 2004年4月、当社は安藤電気の通信用測定器事業を当社に統合し、「TTPro」の性能向上や機能強化を積極的に行っています。

開発の背景 
  FTTHやADSLなどのブロードバンド・インターネット接続サービスの利用者数は、2002年から2004年までの3年間で2倍以上に急増しており、データ通信量も急増しています。このような市場動向を受けて、通信事業者はサービス向上のために、加入者回線を収容するIPネットワーク機器の大容量化や多ポート化、ネットワークインフラの品質向上に取り組んでいます。
  その結果、多数の加入者がブロードバンドサービスを利用する状況を想定し、IPネットワーク機器に大きな負荷をかけて、性能・機能を試験することが重要になってきています。従来、このような試験設備を構築するには、測定ポート数が少なく高価な測定器を複数台購入する必要があったため、測定ポート数が多く安価な測定器に対するニーズが多くなっています。
  「AE5524」は、このようなユーザニーズに対応するために開発した新製品です。

新製品の特長 
1.

多ポート・低コスト
取り替え可能なSFPモジュール* を光コネクタに使用しており、1000BASE-SX(波長:850nm帯)と1000BASE-LX(波長:1310nm帯)に対応しています。ユニット1枚あたり、業界最多の12ポート(当社従来製品比3倍)を搭載していますので、試験設備の導入コストの削減、省スペース化が可能です。
* SFPモジュール:Small Form Factor Pluggableの略で、着脱が可能。すでに普及しているGBICより小型で、高密度実装ができる。

2.

マルチユーザ機能を搭載し、試験設備の有効利用が可能
インタフェースユニットを最大8ユーザで同時使用し、複数の試験項目を同時実行できます。例えば、ポート数12のうち、ポート1から6まではスループット* などの性能試験を行いながら、ポート7から12まではQoS* 評価を同時に行うことができます。その結果、試験設備を効率的に運用できます。
* スループット:ある単位時間当たりの通信回線の処理能力(輸送量)。
* QoS:Quality of Serviceの略で、インターネットに関する通信品質。サービスや端末ごとにIPネットワーク機器を制御し、ある一定の通信速度を保証する。例えば、IP電話での会話が途切れにくくなる。

3.

自動測定機能で、生産性向上
LAN経由で試験プログラムをあらかじめ設定しておき、自動測定することができます。複数の試験項目を同時実行可能な「マルチユーザ機能」を自動測定時にも使うことができますので、試験時間の短縮、設備投資の削減など、製造・検査部門の生産性を大幅に向上できます。


【 主な市場 】

・ 通信事業者、インターネットサービスプロバイダ(ISP)
・ ネットワーク機器メーカ
・ ネットワークシステムの開発・工事会社(システムインテグレータ)


【 主な用途 】

・ ネットワーク機器の開発・製造・出荷前検査・受入検査 など
 

【 販売目標(TTProシリーズで) 】
  2005年度  200台
  2006年度  300台

以 上

詳細は、こちら