ページ内を移動するためのリンクです。
グローバルナビゲーションへ
本文へ
サイト情報へ

YOKOGAWA

横河電機株式会社

2005年3月プレスリリース

2005年3月24日発表


ギガヘルツ対応機で最小サイズの
「ディジタルオシロスコープ DL9000シリーズ」発売のお知らせ


 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 社長:内田 勲 資本金:323億600万円)は、1GHz(ギガヘルツ)から1.5GHz帯域において、最高10GS/s(ギガサンプリング/秒)のサンプリング速度を持つ「ディジタルオシロスコープDL9000シリーズ」を開発し、3月25日から発売しますのでお知らせします。
 今回発売する「DL9000シリーズ」は、当社初のギガヘルツ帯域デジタルオシロスコープです。従来、このクラスのデジタルオシロスコープは、価格帯が200万円以上で据え置き型のものが主流でしたが、「DL9000シリーズ」は、コストパフォーマンスの追求をコンセプトに開発しており、業界最小サイズです。
 当社は、当社初のギガヘルツ帯域デジタルオシロスコープの販売を通じて、波形測定器ビジネスの更なる拡大をめざしていきます。


開発の背景

 デジタル家電を代表例として、あらゆる電子機器に組み込まれるデバイスや回路の高速化にともない、性能評価や動作試験のときに欠かせないデジタルオシロスコープに対して、高速信号対応の要求が多くなってきています。その結果、汎用デジタルオシロスコープに要求される周波数帯域が、従来の500MHzから1GHzに移行してきています。また信号を観測する際に、波形を捕捉してから次の波形を捕捉できるまでの時間(デッドタイム)を短くして、波形の取りこぼしを少なくしたい、異常信号の発生頻度や正常信号とノイズとの比率(S/N比)を、アナログオシロスコープのように画面を見るだけで直感的に確認できるようにしてほしいという要求が多くなっています。
 このような動向をふまえ、当社にとって初めてとなるギガヘルツ帯域デジタルオシロスコープを開発しました。


新製品の特長
1.

ADSEを搭載し、高速信号の捕捉・解析が可能
 当社独自の波形データプロセッサ「Advanced Data Stream Engine(アドバンスト データ ストリーム エンジン)」により、ギガヘルツ帯域の高速信号を的確に捕捉し画面表示できます。              
最速波形捕捉モードでは、デッドタイムを400ns(ナノセコンド)まで短縮することができますので、最大で1チャネル1秒当たり250万波形に相当するスピードで信号を捉えることが可能です。また重ね書きモードでは、1チャネル1秒当たり25000波形を捕捉し、そのうち最新の2000枚分の波形データを、ヒストリメモリ(波形データ蓄積用メモリ)に記録可能です。
 その結果、異常信号が発生したときに、捕捉した波形データを個別に検証したり、チャネル間の相関関係を表示・検証したりすることが可能になりました。

2. 小型化・コストパフォーマンスの良さを追求
 今まで、ギガヘルツ帯域に対応したデジタルオシロスコープは、据え置き型で、価格帯も200万円以上のものが主流でした。「DL9000シリーズ」は、奥行きを業界最小となる18cm以下に押さえているため持ち運びやすく、価格帯も1GHzタイプで150万円以下に押さえました。

3. 見やすい表示機能
 8.4インチのカラー液晶(XGA:1024×768ピクセル)を搭載しています。捕捉した信号波形を重ね書きして、頻度に応じた諧調表示ができますので、ノイズやゆらぎなどの異常現象の発生頻度やS/N比を、画面を見るだけで直感的に確認することができます。

4.

2.5GHz帯域 アクティブプローブ
  ギガヘルツ帯域の信号を確実に捕捉するために、2.5GHz帯域に対応したアクティブプローブを開発しました。当社独自開発の専用ICと高密度実装技術により、小型・軽量を実現しました。先端にスプリング型のコンタクト(接点)を採用していますので、高密度実装回路の信号捕捉に適しています。

 
【 主な市場 】
  AV機器、デジタル家電などのメーカ、通信機器メーカ
  プリンタ、スキャナなどのパソコン関連機器メーカやOA機器メーカ
  自動車やその電装品などのメーカ
  半導体、電子デバイス関連メーカ など

【 用 途 】
  携帯電話や薄型テレビなどの組込機器における回路設計、評価
  FPGAやASICなどの専用デバイスの動作確認
  マイコン等の制御信号観測と制御ファームウエアのデバッグ
  通信バスデータ評価およびトラブルシューティング など

【 販売目標(海外での販売を含む) 】
  2005年度   2300台
  2006年度   3000台

以上

詳細は、こちら