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YOKOGAWA

横河電機株式会社

2005年2月プレスリリース

2005年2月17日発表


安全システムや他社製品などとの統合機能を強化したバージョンアップ版
統合生産制御システム「CENTUM CS 3000 R3 リリース3.06」発売のお知らせ


   横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市中町2-9-32 社長:内田 勲 資本金:323億600万円)は、主力の統合生産制御システム「CENTUM CS 3000 R3 (センタム   シーエス アール スリー)」に、安全システム「Prosafe-RS(プロセーフ アールエス)」や中・小規模プラント向け生産制御システム「CENTUM CS 1000」、他社製の生産制御システムとの統合機能を強化したバージョンアップ版「CENTUM CS 3000 R3リリース3.06」を開発し、2月18日から販売を開始しますので、お知らせします。
  「CENTUM CS 3000 R3」は、主に石油・天然ガス・化学などのプロセス系各種プラントの製造工程をコントロールする生産制御システムで、小規模から大規模プラントまで幅広く対応しています。

開発の背景 

  「CENTUM CS 3000 R3」は、“継続的新機能の導入と機能連続性”と“オープン性と高信頼性の両立”を基本コンセプトとして、お客様のニーズへのきめ細かな対応と最新技術の継続的な開発・導入により常に改良を重ねています。
  当社は制御分野のトップメーカとして、将来にわたって責任を持って最新の制御システムをユーザに提供しつづけるため、積極的な開発投資を続けています。過去に納入した製品についても、そのハードウエア・ソフトウエア・操業ノウハウなどの資産が有効に活用できるように、過去の製品との継承性と互換性を重視して製品を開発しています。
  今回のバージョンアップでもこの基本姿勢を堅持し、安全システムとの統合、他の生産制御システムとの統合といったユーザのニーズに応えるために、システム統合機能を強化しました。
  当社は、世界市場でトップクラスのブランドである統合生産制御システム「CENTUM CS 3000 R3」を中心に、ユーザへのソリューション提案を強化し、2010年までにプロセスオートメーション向け制御事業において、グローバルナンバー1をめざします。

新製品の特長
1.

安全システム「Prosafe-RS」と統合が可能
  本年2月2日に発売した最新の安全システム「Prosafe-RS」を統合するためのインタ
フェースを開発しました。これにより、「CENTUM CS 3000 R3」の操作・監視ステーションで、「ProSafe-RS」のプロセスデータやイベントメッセージを統合表示することができ、操作・監視作業を効率化できます。また、制御ネットワークも共通化できますので、導入コストの削減や保守効率の向上を実現可能です。
 

2.

システム統合OPCステーション(System Integration OPC Station:SIOS)を開発
  他社製の生産制御システムのプロセスデータやイベントメッセージを「CENTUM CS 3000 R3」から監視するために、ゲートウェイ機能となるSIOSを開発しました。業界標準のOPCインタフェース* を使用していますので、エンジニアリング(システム構築時のさまざまなデータ設定)にかかる工数を抑えながら、他社製の生産制御システムと接続することが可能です。
  例えば、プラントの上流工程で「CENTUM CS 3000 R3」を使用し、下流工程では他社製の生産制御システムを使用している場合、「CENTUM CS 3000 R3」から下流工程を操作・監視することができるようになります。
* OPCインタフェース:「Object Linking & Embedding for Process Control」インタフェースの略。マイクロソフト社が開発したオブジェクト連携技術を利用した、計測・制御システムを開発するための標準インタフェースです。異なるメーカのシステム同士でもデータの相互運用ができます。同インタフェースの普及を目的とする米国の非営利法人「OPC Foundation」および、その日本での活動グループ「日本OPC協議会」に、当社は参画しています。

3.

「CENTUM CS 1000」の統合制御が可能
  中・小規模のプラント向けに発売している「CENTUM CS 1000」を、ハードウェアの変更をすることなくソフトウエアを追加するだけで、「CENTUM CS 3000 R3」として使用することができるようになりました。
  既に「CENTUM CS 1000」が導入されているプラントにおいて、「CENTUM CS 1000」では対応できない規模までプラントの生産能力を増強する場合、「CENTUM CS 1000」を「CENTUM CS 3000 R3」に更新することで、大規模化したプラントを制御することができます。また、生産制御システムとして「CENTUM CS 3000 R3」と「CENTUM CS 1000」が混在しているプラントにおいて、「CENTUM CS 3000 R3」からプラント全体のエンジニアリング作業および、操作・監視を行うことができるようになります。


【 主な市場と用途 】

石油、石油化学、化学、紙パルプ、薬品、食品、鉄鋼、上下水道などのプロセス産業における各種プラントの制御および操作監視
 

【 販売目標(海外での販売を含む) 】
  2005年度  500システム
  2006年度  550システム。

この分野における当社の取り組み

 分散形制御システム(DCS)は、1975年に当社が世界に先駆けて発売しました。現在まで、全世界で16,000システム以上を納入しています。DCSは、生産性を飛躍的に向上させるシステムとして、’70年代後半から’80年代にかけて急速に普及しました。’80年代に導入されたDCSは、いまや更新期に来ており、今後数年間にわたりリプレース需要が拡大すると予想されます。
 当社は、継続的な製品開発によって、ユーザが重視する製品供給の安定性、技術的優位性を確保し、統合生産制御システム「CENTUMシリーズ」を世界でトップクラスのブランドに育てています。

以 上

●  本製品に関するお客様からのお問い合わせ先、資料請求先:
   システム事業部 PAソリューションセンター PMK部
   TEL:0422‐52‐5634  FAX:0422‐52‐9802
   E-Mail:centum@cs.jp.yokogawa.com
   URL:http://www.yokogawa.co.jp/dcs/