ページ内を移動するためのリンクです。
グローバルナビゲーションへ
本文へ
サイト情報へ

YOKOGAWA

横河電機株式会社

2005年2月プレスリリース

2005年2月15日発表

横河電機株式会社
日本ラディシス株式会社


横河電機と日本ラディシス
横河電機製組み込みコントローラ「e-RT3」用
「OS-9対応CPUモジュール」の発売に合わせ販売活動で協業


   横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市、代表取締役社長:内田 勲 以下:横河電機)は、自社の組み込み用コントローラ「eMbedded M@chine Controller e-RT3(イーアールティースリー)」用に、装置業界で実績のある日本ラディシス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐藤 宣行 以下:日本ラディシス)のリアルタイムOS* に対応した「OS-9対応CPUモジュール」の販売を、2月15日から開始しますので、お知らせします。
 また、横河電機と日本ラディシスは、これを機に相互に販売協力を行うことに合意し、両社のユーザに共同で販売促進活動を行ってまいります。
* リアルタイムOS:リアルタイム処理を行うオペレーティングシステム(OS)で、計測機器や制御装置にも採用されています。

  組み込み用コントローラは、半導体製造装置や電子部品・電子機器組立て装置などに組み込んで装置を制御する機器です。昨年11月に発売した横河電機の「e-RT3」は、リアルタイムOS* で動作する新しい概念のコントローラです。各種組立て装置の制御で採用されている多くのリアルタイムOSに対応でき、さらに従来の組み込みコントローラにはない、100種類におよぶ豊富なモジュールを揃えています。

  今回、横河電機は、コントローラなど高速高精度な処理を要求される組み込み市場向けのOSとして20年近い実績があり広く普及している、日本ラディシス社のリアルタイムOS“ OS-9”に対応するCPUモジュールを開発、オープン性をさらに高めました。
  一方、日本ラディシスは、横河電機のe-RT3がOS-9に対応することにより、OS-9での新たなプラットフォームの選択肢が広がります。コントローラ本体に加え豊富な周辺機器がOS-9対応済みであることから、従来からのOS-9対応ユーザがOS-9上のソフト資産をそのまま活かして、e-RT3へと移行することもできます。
  両社は今後、既存のOS-9ユーザおよびe-RT3ユーザに対し、販売資料や電子媒体を通じて「e-RT3 OS-9対応CPUモジュール」を共同で紹介してまいります。

e-RT3について 

  横河電機は、半導体製造装置や電子部品/電子機器組立て装置などの組み込み制御装置として、小型・高性能のプログラマブル・コントローラ(PLC)「FA-M3R」シリーズを販売しています。
  しかし、ラダー言語でプログラミングするPLCには向かない複雑な演算を伴う制御を行ないたい、あるいは慣れ親しんだリアルタイムOSを使用したいというユーザも多く存在しました。
 従来、そのようなユーザは、リアルタイムOSに対応したVMEボードやCompact-PCIボードなどのボードタイプのコントローラを使用していましたが、入出力タイプの種類が限られ、実装スペースを多く取るなどの短所があります。
 そこで、横河電機では、豊富な入出力モジュールを揃えることができ、小型化が可能なPLCの長所を活かし、新しいコンセプトの組み込みコントローラ「e-RT3」を開発しました。

《 特 長 》
1.

複数のリアルタイムOSに対応
制御装置に使用される代表的なリアルタイムOSに対応するCPUモジュールを用意しています。現在、リアルタイムOSで制御プログラムを作成しているユーザも、資産を有効活用できます。
   

2.

100種類ものモジュール
温度制御モジュールや位置決めモジュールをはじめ、多様な通信モジュールなど100種類におよぶ入出力モジュールを用意。また、ユーザ自身が、入出力モジュールを開発できる仕組みを提供します。

3.

小型で省スペース
モジュールタイプの小型化設計により、面積比でVMEボードの4分の1、Compact-PCIボード(3U)の2分の1以下を実現しました。


【 主な市場 】

半導体製造装置、電子部品/電子機器組み立て装置、LCD製造装置、
チップマウンタ、インサータ、プラスチック加工機など、各種自動機械メーカ
 

【 販売目標(海外での販売を含まず) 】
  2004年度  1,000セット
  2005年度  3,000セット
 

この分野における当社の取り組み

 分散形制御システム(DCS)は、1975年に当社が世界に先駆けて発売しました。現在まで、全世界で16,000システム以上を納入しています。DCSは、生産性を飛躍的に向上させるシステムとして、’70年代後半から’80年代にかけて急速に普及しました。’80年代に導入されたDCSは、いまや更新期に来ており、今後数年間にわたりリプレース需要が拡大すると予想されます。
 当社は、継続的な製品開発によって、ユーザが重視する製品供給の安定性、技術的優位性を確保し、統合生産制御システム「CENTUMシリーズ」を世界でトップクラスのブランドに育てています。

以上

■ 日本ラディシス株式会社について
日本ラディシス株式会社は、米RadiSys Corporationの子会社として、日本などアジア地域に対して、個々のパーツからシステム全体まで全てのレベルでハードとソフトの両面から組込み用のソリューションを提供しています。ソフトでは、20年近い実績のあるマイクロウェア・システムズ社の事業を継承。コンパクトで信頼性の高いリアルタイムOS OS-9を中心に、ツール群,通信やグラフィックなど各種標準をサポートする豊富なミドルウェアを提供しています。またハードでは、ATCA準拠システムなどテレコム分野向けの製品および、PrPMCやComExpressなど組込み使用に適した高品質・長期供給保証のボード・コンピュータなど高性能のコンポーネントを開発販売しています。

■OS-9について
OS-9は、コンパクトで信頼性とセキュリティに優れたプロセスモデルの組み込み用リアルタイムOSです。産業、制御,医療などクリティカルなアプリケーション分野で広く採用されています。
カーネルやデバイスドライバを含め、全てのプログラムが独立したモジュールになっています。このため、パーツ(部品)を選ぶように必要なモジュールを単純に結合するだけで、再リンクやリコンパイルなしにシステムをコンフィグレーションすることができます。
主要CPUファミリー各種に対応、OS本体に加え、統合開発環境などのツール群、更に通信・グラフィック・ユーティリティ(データベース,ファイルシステム)など多彩なミドルウェアが用意されています。


●本製品に関するお客様からのお問い合わせ・資料請求先:
  システム事業部オープンソリューションPMK部
   TEL:0422‐52‐5622  FAX:0422‐55‐1728