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YOKOGAWA

横河電機株式会社

2004年11月プレスリリース

2004年11月16日発表


地上波デジタル放送の監視・記録システムの地方局向けバージョン
「ICMS-Tシリーズ TS統合監視装置」発売のお知らせ


  横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市中町2-9-32 社長:内田 勲 資本金323億600万円)は、地上波デジタル放送の番組データを常時監視・記録し、異常の発生を検知する「ICMS-Tシリーズ TS(トランスポートストリーム)統合監視装置」を開発、11月17日から販売を開始しますので、お知らせします。
「ICMS-Tシリーズ」は、昨年発売したキー局向け「TS統合監視システム」をより使いやすく改良し、地方局で導入しやすい価格帯にした製品です。
  当社が昨年発売した「TS統合監視システム」は、国産唯一の製品であることから、東京、名古屋、大阪の民放主要局のほとんどで採用されました。
  なお、当社は「ICMS-Tシリーズ TS統合監視装置」を、11月17日(水)から19日(金)まで幕張メッセで開催される“2004国際放送機器展(Inter BEE 2004)”に出品します。


開発の背景

 地上波デジタル放送は、2003年12月から東京・名古屋・大阪の大都市圏で放送が開始されました。2006年までにすべての地上放送のデジタル化が決まっており、一部の地方局でも、放送が開始されています。
  デジタル放送の特長である高精細な画像、高品質の音声やデータ、双方向性を活かすためには、コンテンツ(番組データ)が正しく管理・送出されることが重要です。    
  ところが、アナログ放送と違い、画面の監視だけでは、コンテンツが正しく発信されているか判断できません。このため、トランスポートストリーム(TS)*1  レベルでコンテンツを常時監視し、エラーが発生した場合に、直ちに原因の特定と修復を行うことが必要となります。
 当社の「TS統合監視システム」は、従来別々の機器で行っていたTSレベルでのデータ監視、解析と映像・音声での確認の3つの機能を統合し、さらにTSの記録も行うことができます。地上波デジタル放送の品質管理、記録を一括して行える点で従来にない製品です。
*1:デジタル放送のコンテンツは、画像・音声圧縮の国際規格「MPEG2」に準じて作成されます。圧縮されたデータを一定の長さのパケットに分割して送信しますが、この一連のパケットをトランスポートストリーム(TS)と呼びます。


製品の特長
 
1.

標準規格・運用規定に完全準拠
地上デジタル放送の規格を策定している社団法人電波産業会(ARIB)の、700項目に及ぶ運用規定の全項目の監視が可能です。全項目対応は、当社の製品だけです。

2. 記録(再生)・監視・解析機能の統合で効率向上
記録(再生)・監視・解析のそれぞれの機能の連携で、効率的な監視が可能です。
長時間の記録・再生が可能で、一目で異常個所と程度が判別でき、異常発生時刻にさかのぼっての分析が容易です。

3. システム構築の柔軟性
国産ならではの、特殊文字も表示できる完全日本語対応です。日本語によるヘルプ機能で異常内容を解説します。


【 販売目標 】
  2004年度  10セット
  2005年度  40セット

この分野における当社のとりくみ
 
 MPEG2規格で放送されるBSデジタル放送やCSデジタル放送などを受信するデジタルテレビ、セットトップボックスの開発、製造、動作検証には、テスト信号となるTSを発生する発生器やTSを記録するレコーダが必要となります。当社は、従来からトランスポート・ストリーム発生器「VT2000」や、TSテスト信号を発生する機能に、業界初のクイック出力機能や記録機能を加えたコンテンツ レコーダ&プレーヤ「VT3000」を販売してきました。
 ニーズに合った製品をいち早く揃えたことで、デジタル放送対応製品の開発分野で、当社はトップシェアを獲得しています。さらに今回、放送局側で使用するTS監視システムでもいち早い製品化で競合他社に先行し、この分野の第1人者としての地位を不動のものとしています。

以上

 
●お客様からのお問い合わせ・資料請求窓口:
  通信・測定器事業本部 開発営業部
  TEL:0422-55-8513 FAX:0422-52-6154