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YOKOGAWA

横河電機株式会社

2004年9月プレスリリース

2004年9月27日発表


ネットワークベース生産ソリューション「STARDOM」の調節・制御機能を大幅に強化して、
エンジニアリング効率を50%以上アップ


 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市中町2-9-32 社長:内田 勲 資本金:323億600万円)は、新しいコンセプトの生産制御システム、ネットワークベース生産ソリューション「STARDOM(スターダム)」の調節・制御機能を強化し、本日から販売を開始しますので、お知らせします。

 「STARDOM」は、制御、操作、監視などの機能別コンポーネントから構成され、それらをネットワーク技術によって、柔軟かつスケーラブルに接続できることを特長としており、分散形制御システム(DCS)の信頼性やサポート体制と、パソコンとプログラマブル・ロジック・コントローラ(PLC)などを組み合わせたシステムのオープン性・汎用性・低コストを両立させるシステムです。
 当社は、“継続的な新機能の導入と信頼性の向上”を基本コンセプトとして、「STARDOM」の改良を重ねています。このたび、「自律型コントローラ リリース1.50」の開発によって、ライブラリを一新してループ制御を構築するときのエンジニアリング効率を50%以上アップするとともに、フィールドバス・モジュールの二重化に対応して信頼性を向上させました。当社は、継続的に機能強化することにより「STARDOM」の適用可能なアプリケーションを増やし、さらなるビジネスの拡大をめざします。

 開発の背景 

  半導体や液晶関連市場の好況をうけて、ファインケミカル・半導体素材などの付加価値の高い素材分野や、食品・薬品などの分野での設備投資が活発です。このようなプロセス(液体などの連続加工工程)とディスクリート(組立加工工程)が混在する分野では、中小規模を中心にプログラマブル・ロジック・コントローラ(PLC)計装を導入するケースが増えています。また、エネルギー分野では、石油や天然ガスなどの採掘やパイプラインなどの上流工程の設備に対して、ネットワーク対応の制御・監視システムの需要が高まっています。しかし、汎用のPLCでは十分な能力を得られないことが多いため、信頼性や情報処理能力が高く、かつ幅広いネットワークに対応しながらも、低価格で実現できる制御・監視システムに対する需要が大きくなっています。
  このような要望に応えるために、機能強化を行いました。


 機能強化の概要  

1.エンジニアリング効率の大幅な向上
制御記述言語として国際標準の「IEC61131-3」* 準拠の制御向けライブラリを一新し、エンジニアリング効率を高めました。さらに、これらのライブラリを利用した制御ループの構築支援ツールを用意することにより、エンジニアリング効率が50%以上アップしました。

(*) IEC61131-3: IECは、国際電気標準会議(International Electrotechnical Commission)の略。IEC61131-3は、コントローラを動作するプログラム言語として国際標準規格となっている。

2.フィールド機器との接続時の信頼性を向上
プロセス分野では世界標準の「FF-H1(エフエフ-エイチワン)」* 規格においてモジュールを二重化し、ソフトウェア面でもブロックビュー機能などを盛り込みました。中小規模でも、「FF-H1」規格準拠で信頼性の高いシステムを構築できるようになりました。

(*) FF-H1: FOUNDATION Fieldbus(ファウンデーション フィールドバス)-H1の略。
バルブなどのフィールド機器をコントロールステーションに接続するための規格で、標準化されている。

【 主な市場 】
  石油、化学などの中小規模プロセス系プラント、電機・機械などの組立・加工産業、
  食品・薬品プラント、コジェネなどの広域分散設備、など広範な中小規模生産設備

【 用 途 】
  各種設備の操作、監視、制御全般
      ・生産設備の監視制御
      ・地域冷暖房やコジェネ装置の遠隔監視制御
      ・半導体製造装置の遠隔監視制御 など

【 販売目標(海外での販売を含む) 】
  2004年度  2,000システム
  2005年度  4,000システム

以上

●  本製品に関するお客様からのお問い合わせ先、資料請求先:
   オ―プンソリューションセンター NCS部     
          TEL:0422‐52‐6549  FAX:0422‐52‐6694
     E-Mail:stardom_info@csv.yokogawa.co.jp