
遠隔操作・監視などの機能を強化したバージョンアップ版 統合生産制御システム「CENTUM CS 3000 R3 リリース3.05」発売のお知らせ

横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市中町2-9-32 社長:内田 勲 資本金:323億600万円)は、主力の統合生産制御システムに、遠隔操作・監視などの機能を強化したバージョンアップ版「CENTUM CS 3000 R3 (センタム シーエス アール スリー)リリース3.05」を開発、9月13日から販売を開始しますので、お知らせします。
「CENTUM CS 3000 R3」は、主に石油・天然ガス・化学などのプロセス系各種プラントの製造工程をコントロールする生産制御システムで、小規模から大規模プラントまで幅広く対応しています。
開発の背景
「CENTUM CS 3000 R3」は“継続的新機能の導入と機能連続性”と“オープン性と高信頼性の両立”を基本コンセプトとして、顧客ニーズへのきめ細かな対応と最新技術の継続的な開発・導入により常に改良を重ねています。
当社は計装分野のトップメーカーとして、将来に渡って責任を持って最新の制御システムを顧客に提供しつづけるため、積極的な開発投資を続けています。過去に納入した製品についても、そのハードウエア・ソフトウエア・操業ノウハウなどの顧客資産が有効に活用できるように、過去の製品との継承性と互換性を重視して製品を開発しています。
今回のバージョンアップでもこの基本姿勢を堅持し、遠隔操作・監視機能の充実、システム更新時の工期短縮といった顧客ニーズに応えるために、機能強化を行いました。
新製品の特長
1.遠隔操作・監視機能を強化
マイクロソフト社の「Windows Server 2003」* のターミナルサービス機能を活用することで、制御バスに直接つながっていない汎用PCやモバイル端末から、プラントの遠隔操作・監視、エンジニアリングが可能です。また、遠隔操作・監視用の端末(以下、クライアント)は最大8台まで接続可能で、操作・監視できるクライアントは今まで1台だけでしたが、複数のクライアントから同時に操作・監視できるようになりました。
またクライアントにおいては、遠隔での操作・監視に適した操作性および安全性を実現しています。最速1秒の画面更新周期を実現し、複数ウィンドウを表示するウィンドウモード機能を装備しており、計器室の操作・監視用機器と同様の快適操作が可能です。その一方で、一定時間にわたって操作しないと自動でログオフする機能などを搭載し、安全性を向上させました。
(*) 「Windows Server 2003」は、米国Microsoft社の登録商標です。
2.PAC(パック)互換モジュールを製品化
従来機種である「CENTUM-XL(センタムエクセル)」や「μXL(マイクロエクセル)」を最新の「CENTUM CS 3000 R3」に更新する際に有効な、PAC互換モジュールを製品化しました。本モジュールは、「CENTUM-XL」や「μXL」で使用されていたプロセス入出力モジュールの1つであるPACモジュール* と、機能面・接続面ともに互換性を持たせたモジュールです。本モジュールを使用することで、「CENTUM CS 3000 R3」への置き換え時に、フィールド機器との間で配線を変更することが不要になるため、短期間で最新の制御システムに更新することができます。
(*)PACモジュール:「CENTUM-XL」や「μXL」で使用していたプロセス入出力用カードの1つ。
フィールド機器からコントロールステーションへの入力にパルス信号を使用し、コントロールステーションからフィールド機器への出力にはアナログ信号を使用する。
【 主な市場と用途 】
石油、石油化学、化学、紙パルプ、薬品、食品、鉄鋼、上下水道などのプロセス産業
各種プラントの制御および操作監視
【 販売目標(海外での販売を含む) 】
2004年度 400システム
2005年度 500システム
この分野における当社の取り組み
分散形制御システム(DCS)は、1975年に当社が世界に先駆けて発売しました。現在まで、全世界で16000システム以上を納入しています。DCSは、生産性を飛躍的に向上させるシステムとして、’70年代後半から’80年代にかけて急速に普及しました。’80年代に導入されたDCSは、いまや更新期に来ており、今後数年間にわたりリプレース需要が拡大すると予想されます。
当社は、継続的な製品開発によって、ユーザーが重視する製品供給の安定性、技術的優位性を確保し、グローバル市場を勝ち抜くことをめざしています。
以上
● 本製品に関するお客様からのお問い合わせ先、資料請求先:
システム事業部 PAソリューションセンター PMK部
TEL:0422‐52‐5634 FAX:0422‐52‐9802
E-Mail:centum@cs.jp.yokogawa.com
URL:http://www.yokogawa.co.jp/dcs/

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