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YOKOGAWA

横河電機株式会社

2004年7月プレスリリース

2004年7月9日発表


ハンディタイプの光通信用測定器2機種、光パワーメータ「AQ2160-02」と
LD光源「AQ4270-01」開発・発売のお知らせ


 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市中町2-9-32 社長:内田 勲 資本金:323億600万円)は、アクセス系通信ネットワークにおける光ファイバの敷設や保守などをターゲットとした光パワーメータ「AQ2160-02」とLD(*1)光源「AQ4270-01」を開発し、7月13日から販売を開始しますので、お知らせします。
  そして、これらの新製品を7月13日から幕張メッセで開催される「InterOPTO 2004(ホール;5 ブースナンバー;2)」に出展する予定です。
 従来機は、光パワーメータと光源を一体化していましたが、今回発売する「AQ2160-02」と「AQ4270-01」は、光パワーメータと光源をそれぞれ2つの筐体に分離することで、大幅な小型化と低価格化を実現しつつ、耐久性、耐環境性を向上した新製品で、アクセスネットワークにおける光ファイバの敷設や保守などに最適です。
 当社は、FTTH(*2)用簡易型光パワーメータやmini-OTDRなどを販売して、活況を呈している「国内光ファイバ敷設・保守市場」においてトップクラスのシェアを獲得してきましたが、このたび「AQ2160-02」と「AQ4270-01」を新たに製品ラインアップに加えたことにより、今後は「海外光ファイバ敷設・保守市場」に参入し、本格的な事業展開をしていきます。

(*1) LD: Laser Diodeの略。半導体を媒体としており、電気を流すことでレーザ光を発振することができ、通信や光ディスクなどの光源として使用される。
(*2) FTTH: Fiber To The Homeの略。光ファイバによる家庭向けデータ通信サービスの総称。
大容量・常時接続のブロードバンド通信の本命として期待されている。



開発の背景 

 FTTHをはじめとするブロードバンド通信の進展に伴い、国内のアクセスネットワークにおける光ファイバの敷設・保守などが増加しています。また海外においては、ブリックス(BRICs)諸国を中心にブロードバンド通信が普及期に入り、光ファイバを使用するアクセスネットワークの整備が進んでいます。特に中国の通信市場については、今後2~3年間で大幅な成長が見込まれています。このような市場動向を背景として、当社は、今まで光スペクトラムアナライザなどハイエンド寄りの光通信用測定器で培ってきた国内外での実績をもとに、「海外光ファイバ敷設・保守市場」において、価格競争力のある新製品の開発を強化してきました。

 AQ2160-02 光パワーメータの特長 
1.メモリを搭載
従来機では測定データを画面に表示するだけで保存できませんでしたが、メモリを搭載したことにより、測定データを1100件まで記憶することが可能です。
2.USBインタフェースを搭載
USBインタフェースを経由して、測定データをPCへ取り込むことができます。

3.耐久性・耐環境性が向上
アクセスネットワークでの光ファイバの敷設では、屋外作業が多いため、耐久性、耐環境性能を向上させました。「落下試験(JIS C 1010)、防滴試験(JIS C 0920TYPE1)に準拠」

4.電池寿命が大幅に向上
単3乾電池2本で、従来機では連続使用は約8時間でしたが、今回は約40時間の連続使用が可能になりました。
 
 
AQ4270-01 LD光源の特長 
1.保守性が大幅に向上
今までは、光が出射される端面に付着した汚れが原因で、端面を破損することが多くありましたが、端面の清掃を容易にするユニバーサルアダプタを採用しました。また、端面の破損時にユーザーの修理費用を低く押さえられる構造にしています。

2.耐久性・耐環境性が向上
アクセスネットワークでの光ファイバの敷設では、屋外作業が多いため、耐久性、耐環境性能を向上させました。「落下試験(JIS C 1010)、防滴試験(JIS C 0920TYPE1)に準拠」

3.電池寿命が大幅に向上
単3乾電池2本の使用で、従来機では連続使用は約5時間でしたが、今回は従来機と比較して5倍である約24時間の連続使用が可能になりました。

 
【 主な市場 】
  通信事業者、通信工事会社、システムインテグレータ、通信機器メーカなど
【 用      途 】
  基幹ネットワークやアクセスネットワークでの光ファイバの敷設・保守など

【 販売目標 】 (海外での販売を含む)
  2004年度   AQ2160-02:3,000台 AQ4270-01:2,000台
2005年度   AQ2160-02:6,000台 AQ4270-01:4,500台 


この分野における当社の取り組み
   当社は、1980年代に光測定器の市場に参入し、主に可視領域の光源や光パワーメータを中心に事業を展開してきました。2001年には、光通信用測定器の分野で世界でもトップクラスの測定器メーカである安藤電気と資本提携し、2002年3月に「40ギガビット パルスパターンジェネレータ/エラーディテクタ」を共同開発したり、2003年2月の「青色光対応光パワーメータ」を共同開発するなど、両社の強みを活かした製品開発をしてきました。そして今年4月、将来に向けて通信・測定器事業をさらに発展させるために、安藤電気を事業統合しました。当社は、今後も市場ニーズを製品開発戦略に迅速に反映させて、製品ラインアップを拡充し、2008年度に通信・測定器ビジネスにおいて、世界トップ3入りを目指します。
 

以上

本製品に関するお客様からのお問い合わせ、資料請求先:
  通信・測定器事業本部 カストマサポートセンター
  TEL:0120-137-046  FAX 0422-52-6624