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YOKOGAWA

横河電機株式会社

2004年3月プレスリリース

2004年3月30日発表


樹脂製造工程における物性検査を自動化する
「オンライン樹脂物性分析システム」発売のお知らせ


 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市中町2-9-32 社長:内田 勲 資本金:323億600万円)は、ポリプロピレンやポリエチレンなどの樹脂製造工程で、樹脂の形状や性質などの物性を自動的に測定する「オンライン樹脂物性分析システム」を発売しますので、お知らせします。

 「オンライン樹脂物性分析システム」は、三井化学株式会社(本社:東京都港区  社長兼会長:中西 宏幸)から工程内分析手法に関する特許のライセンスを得て、 関西ティーイーケィ株式会社(東レエンジニアリンググループ 本社:滋賀県大津市 社長:林 隆生)と共同開発しました。
本製品は、従来は人間の手で抜き取り検査していた樹脂物性を、オンラインで自動的に分析できる画期的な製品です。ペレットと呼ばれる粒状のまま測定する「TA1000」と、ペレットに加えて樹脂を溶融状態およびフィルムにして測定する「TA3000」の2タイプを用意し、各種測定項目のオンライン自動分析を実現します。
なお、当社は本製品の第1号機を、三井化学・大阪工場で完工・試運転中の、世界最大級のポリプロピレンプラント(年産30万トン)へ納入しました。


開発の背景

ポリプロピレンやポリエチレンなどの樹脂は、ペレットやフィルムなどの形で製品として出荷されます。従来、製品の形状や性質、色などの物性検査は、一定時間ごとにサンプルを抜き取り分析室で行っていました。
しかし、この方法では、検査結果が出るまでにタイムラグが生じ、万一規格外品が発生した場合、ロット全体に影響する恐れがありました。
 この物性検査を、常時サンプリングで自動的に行うことができれば、規格外品の発生を極力抑えることが可能で、製造コスト削減に効果的です。


製品の特長

1.測定項目
◇ペレットでの測定項目 : 形状、黒点、色相、異物の混入
◇溶融状態での測定項目 : エチレン濃度、粘度
◇フィルムでの測定項目 : フィッシュアイ(フィルム中の微細な粒)

2.8000時間連続運転
つまり対策を施した特殊ノズルによる安定したサンプリング能力、耐久性の高い検査・分析装置で安定した運転を実現。

3.高速応答
ペレットで2分以内、フィルムで3分以内、溶融樹脂で4分以内と高速で検査できます。数時間から半日を要していた従来の検査手法に比べ、検査時間を大幅に短縮できます。

4.必要な分析機能を組み合わせた最適なシステム構築
生産品目に合わせて必要な分析計を組み合わせることができ、最適な規模の分析システムを構築できます。

【 主な市場 】
石油化学及び化学メーカ

【 用途 】
樹脂製造工程における樹脂物性の自動検査

【 販売目標 】
2004年度 20システム
2005年度 30システム



以 上