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YOKOGAWA

横河電機株式会社

2003年12月プレスリリース

2003年12月17日発表


業界で初めて3種類のシリアルバス信号の波形表示とプロトコル解析を1台で実現
「ディジタルオシロスコープDL7400シリーズ用シリアルバス信号解析機能」発売のお知らせ


 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市中町2-9-32 社長:内田 勲、資本金323億600万円)は、自社のディジタルオシロスコープ「DL7400シリーズ」用に、様々な電子機器で使用される3種類のシリアルバス信号の波形表示とプロトコル解析を1台のデジタルオシロスコープで実現するオプション機能を開発、12月18日から販売を開始しますので、お知らせします。

開発の背景

 自動車の車内ネットワークに接続する機器や家電、通信機器などに使用されるICは、相互通信のために各種シリアルバスを採用しています。バス規格に準拠した機器の設計、開発段階で評価やトラブルシュートを行うには、バス上を流れるデータの内容やプロトコルの解析と同時に、信号波形の解析が必要です。
  以前は、プロトコルの解析にはプロトコルアナライザを、波形の解析にはデジタルオシロスコープを併用していましたが、双方の相関が分かりにくいなどの問題がありました。1台の測定器で波形表示とデータ解析の両方を行えれば、開発効率が向上するばかりでなく、測定器にかけるコストも節約できます。
 今回発売するシリアルバス信号解析機能オプションは、ディジタルオシロスコープ「DL7400シリーズ」の画面上でCANバス、I2C(アイスクエアシー)バス、SPIバス(*1)の3種類についてバス信号波形表示とデータ解析を同時に行える業界初の製品です。

(*1) CANバス 自動車内LANやビルオートメーション、ファクトリーオートメーション、医療分野などで利用されているシリアル通信規格。1985年に独Bosch社が開発。
I2C(アイスクエアシー)バス IC間通信用の代表的なシリアル通信規格で、家電製品や通信機器、パソコンなどに多く採用されている。オランダPhillips社が1980年に開発。
SPIバス I2Cバス同様、IC間通信に広く利用されているシリアルバス。

製品の特長

  1. 豊富な専用トリガ機能
    一般のデジタルオシロスコープには無い、各プロトコルに必要な専用トリガ(*2)機能を豊富に持っています。トラブルシューティング時などに、観測したい波形を確実に捕捉することができます。
    (*2) トリガ: 観測中の波形を記録したいとき、あらかじめ設定しておく記録開始のきっかけ条件。

  2. シリアルバス信号の物理層レベルの評価が可能
    各バス信号をアナログ電圧波形として捕捉・表示することで、プロトコルアナライザだけでは困難な、物理層レベルの信号評価やトラブルシューティングも効率よく行えます。捕捉したバス信号波形と解析したデータが同一画面上に表示され、しかも両者の相関が取れていますので、両者の関係を一目で見て取ることができます。

  3. アナログ8チャネル入力
    ベースとなるディジタルオシロスコープ「DL7400シリーズ」は、高速(最大2GS/s(ギガサンプリング/秒))、広帯域(500MHz)、ロングメモリ(最大16メガワード)と高い基本性能を誇ります。さらに、アナログ8チャネル(DL7480)+ロジック16ビットという多点入力が可能で、広範囲な開発シーンに対応できます。シリアルバス信号とその他のチャネルの信号とのコンビネーショントリガも搭載しており、これらの信号のタイミングや相関関係が評価できます。 
【 主な市場 】
自動車、自動車電装品、カーエレクトロニクス、ビルオートメーション、FA機器、医療機器、AV機器、通信機器、パソコン、パソコン周辺機器などのメーカ
【 用途 】
電気、電子回路の開発設計やデバッグ、評価など
 
【 販売目標 】
  2003年度

100台

  2004年度

200台

(海外での販売を含む)


以 上

詳細は、こちら

本製品に関するお問い合わせ・資料請求先:             
 T&M営業部CSセンター  
 TEL:0120-137-046 FAX:0422-52-6624