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YOKOGAWA

横河電機株式会社

2003年12月プレスリリース

2003年12月4日発表


自動車内ネットワーク信号の物理層解析と波形表示を同時に実現する
ディジタルオシロスコープ「DL1640/DL1640L」用オプション
「CAN バス信号解析機能」開発・発売のお知らせ


 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市中町2‐9‐32 社長:内田 勲 資本金:323億600万円)は、ディジタルオシロスコープ「DL1640/DL1640L」用のオプション機能として、自動車の車内ネットワークなどに使用される“CAN (Controller Area Network)バス”の信号波形とデータ解析結果を同時に表示できる「CAN バス信号解析機能」を開発、12月5日から販売を開始しますので、お知らせします。

開発の背景
 CANバスは、1985年に独Bosch社が開発したバス規格で、主に自動車のパワートレイン制御、ボディーコントロールなどの車内通信に利用されています。ヨーロッパではデファクトスタンダード化しており、日本国内でも採用が急速に増えています。他に、ファクトリーオートメーション分野や医療機器などにも広く採用されております。
 このバス規格に準拠した機器の設計、開発段階でデバッグを行うには、バス上を流れるデータの内容やプロトコルの解析と同時に、信号波形の解析が必要です。以前は、プロトコルの解析にはプロトコルアナライザを、波形の解析にはデジタルオシロスコープを併用していましたが、当社が2001年に「DL7200」用オプション機能として「CAN BUS SIGNAL ANALYZER」を世界で初めて発売し、波形測定器でプロトコル解析と波形解析を同時に行えるようになりました。
 今回は、このオプション機能を普及機の「DL1640/DL1640L」に搭載できるようにし、今後急増すると見込まれるCANバスユーザが購入しやすいようにしました。
特長
1.多彩なトリガ機能で見たい波形をピンポイントで捕捉
CANバスに特化することで、通信開始時やエラー発生時など5種類のトリガ条件を設定可能です。今まで試行錯誤、手探りで探していた「見たい波形」をピンポイントで探し出すことができます。
   
2.波形と解析結果を同時観測
CANバス上の波形データを解析し、その結果を波形と同時に表示することができるため、トラブルシューティングが容易です。
   
3.データサーチ機能&フィールドジャンプ機能
 
データサーチ機能は、最大16001フレームの解析結果から、必要なフレームを高速に検索できます。見たいデータをその信号波形とともに瞬時に表示でき、開発効率の向上に役立ちます。
フィールドジャンプ機能は、フレーム内の指定したフィールドを、ズーム画面に表示します。
【 主な市場 】
自動車、自動車電装機器、自動車関連半導体メーカなどの開発部門
 
【 用途 】
製品開発、評価用測定ツール
 
【 販売目標 】
  2003年度
150
  2004年度
300
台 (海外での販売台数を含む)
特定用途向けオプション機能の開発について
 デジタルオシロスコープは、あらゆる電子回路の設計、開発などに使用される、汎用測定器の代表的存在です。当社は、汎用測定器に新たなソリューションを付加することで製品価値そのものを高め、差別化を図ろうと考えています。
 この考え方のもと、今までに、IC間通信用シリアルバスの解析、波形表示が可能な「I2C(アイ・スクエア・シー)バスアナライザ」や「CAN BUS SIGNAL ANALYZER」、DC電源/バッテリー駆動モデルなどを開発してきました。


以 上

詳細は、こちら

本製品に関するお問い合わせ・資料請求先:             
 T&M事業部 カスタマサポートセンター
 フリーダイヤル:0120-137-046 FAX:0422-52-6624