ページ内を移動するためのリンクです。
グローバルナビゲーションへ
本文へ
サイト情報へ

YOKOGAWA

横河電機株式会社

2003年7月プレスリリース

2003年7月16日発表


地上波デジタル放送の監視・記録・解析を統合した
「TS統合監視システム」出荷開始のお知らせ


 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市中町2-9-32 社長:内田 勲 資本金323億600万円)は、7月から地上波デジタル放送の番組データを常時監視し、異常の発生を検知する「TS(トランスポートストリーム)統合監視システム」の出荷を開始しますので、お知らせします。

 このシステムは、今年12月から放送を開始する地上波デジタル放送で、放送局が送出する番組データの品質監視・記録・解析に用いるもので、すでに東京、名古屋、大阪の民放主要局のほとんどで採用が決まっています。

「TS統合監視システム」について

 デジタル放送の特長である高精細な画像、高品質の音声やデータ、双方向性を活かすためには、コンテンツ(番組データ)が正しく管理・送出されることが重要です。このため、トランスポートストリーム(TS)※1レベルでコンテンツを常時監視し、エラーが発生した場合に、直ちに原因の特定と修復を行うことが必要となります。
 また、放送された番組は、放送局側で記録・保管することが義務付けられているため、放送と同時に記録出来るシステムが求められています。

※1 デジタル放送のコンテンツは、画像・音声圧縮の国際規格「MPEG2」に準じて作成されます。圧縮されたデータを一定の長さのパケットに分割して送信しますが、この一連のパケットをトランスポートストリーム(TS)と呼びます。

 当社の「TS統合監視システム」は、従来別々の機器で行っていたTSレベルでのデータ監視、解析と映像・音声での確認の3つの機能を統合し、さらにTSの記録も行うことができます。地上波デジタル放送の品質管理、記録を一括して行える点で従来にない製品です。

「TS統合監視システム」の特長
1.異常の原因を素早く特定可能
   エラー発生時の時刻とデータを保存し、一動作でその内容を確認することができます。保守担当者は、このデータを確認、解析することで容易にその原因を特定することができます。
   
2.国内デジタル放送規格にフル対応
   日本のデジタル放送規格は他国と異なりますが、日本独自の規格にも完全に対応しています。
   
3.システム構築の柔軟性
 

 TS監視、解析、画像・音声の確認、記録といった機能ごとに、必要な機能を選んでシステム構築することができます。これにより、各放送局で必要な機能だけを持つ、最適なシステム構築が可能です。

この分野における当社の取り組み

 MPEG2規格で放送されるBSデジタル放送やCSデジタル放送などを受信するデジタルテレビ、セットトップボックス(従来のテレビでデジタル放送が視聴できるようにするチューナー兼変換器)の開発、製造、動作検証には、テスト信号となるTS(トランスポートストリーム)を発生する発生器が必要となります。当社では製造、検査ライン向けに必要かつ十分な機能に絞り込むことで、低コスト化したトランスポート・ストリーム発生器「VT2000」を’99年7月に発売しました。
 また、2000年2月には、「VT2000」のTSテスト信号を発生する機能に、業界初のクイック出力機能や記録機能、マルチチャネル出力機能を加えたコンテンツ レコーダ&プレーヤ「VT3000」を発売しました。
 市場のニーズに合った製品をいち早く揃えたことで、デジタル放送対応製品の開発分野で、当社はトップシェアを獲得しています。さらに今回、放送局側で使用するTS監視システムでもいち早い製品化で競合他社に先行し、この分野の第1人者としての地位を不動のものとしています。


以 上

製品に関するお問い合わせ・資料請求先:             
 T&M営業本部 特機営業部
 TEL:0422-55-8513(ダイヤルイン) FAX:0422‐52‐6624