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YOKOGAWA

横河電機株式会社

2003年5月プレスリリース

2003年5月15日発表


バッチプロセス産業向けPIMSソフトウエアパッケージ
「Exaquantum/Batch プラント情報管理システム」開発・発売のお知らせ


 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市中町2-9-32 社長:内田 勲 資本金:323億600万円)は、化学・医薬・食品などの産業のバッチプロセス向けプラント情報管理ソフトウェアパッケージ「Exaquantum(エグザカンタム)/Batchプラント情報管理システム」を開発、本日から販売を開始しますので、お知らせします。

 「Exaquantum/Batch」は、経営管理レベルの情報システムと現場管理レベルの生産制御システムを有機的に結び付け、企業経営全体の効率化を図るPIMS(Plant Information Management System)と呼ばれる分野のソフトウエアパッケージです。
 2000年12月に発売した石油・化学などの連続プロセス向けの「Exaquantumプラント情報管理システム」をベースに、国際標準のバッチ規格ISAの“S88”に準拠したバッチデータベースを付加することで、連続プロセスとは制御方式が異なるバッチプロセスへの対応を可能にしました。
 また、医薬業種で採用の機運が広がっている電子記録、電子承認に関する米国の法律(FDA 21 CFR Part 11)にも対応することができます。

開発の背景

 市場環境の変化が早い現代では、需要の変化に即応できるビジネスモデルへの転換が製造業にとっての急務となっています。各企業は、情報技術を活用して、生産にかかわる情報を効率よく運用する体制づくりを進めています。例えば、ERP(Enterprise Resource Planning)やSCM(Supply Chain Management)などの導入がその例です。
 しかし、経営管理レベルの情報システムと製造現場の生産制御システムの間の情報の流れは、必ずしもスムースではないのが実情です。その原因は、製造現場で使用する情報と経営レベルで必要な情報が違うことなどにあります。
このギャップを埋めるために必要なのが、PIMSなどの情報管理システムです。
 当社は、情報技術を活用して「市場要求にタイムリーに対応し、要求されるものを、確実にかつ利益あるコストで生産する新しい生産の仕組み」をe-RM(electronic Realtime Manufacturing)と名づけ、それを実現する製品の開発に取り組んでいます。
 今回発売するバッチプロセス向けPIMS「Exaquantum/Batch」は、現場のバッチコントロールシステムと経営管理の情報システムの双方の情報をリアルタイムで結合できる製品です。

製品の特長
1.製造実績とパフォーマンス評価をリアルタイムに把握
製造実績や設備のデータをリアルタイムに収集し、製造状況やバッチ毎のパフォーマンスを評価することができます。ユーザのオペレータ・生産管理者・銘柄管理者・制御エンジニアは、さまざまな観点から生産改善を実施できます。
   
2.Web対応のデータ検索・表示、帳票、分析機能
長期保存された大量の実績データから、Webを介して、データを簡単に検索・表示できます。また、バッチ帳票作成の支援機能、生産時間、パフォーマンス評価とそれらの頻度分布などを分析できる機能を搭載しました。
当社のCENTUM CS Batch 1000/CS Batch 3000システムとは、煩雑なエンジニアリング作業なしに接続することができます。その他のバッチ制御システムや品質管理システムなどとは、当社の通信ソフトExaopcまたはOPC Version 2.0のインタフェースで接続することができます。
   
3.国際規格準拠
 
国際標準のバッチ規格であるISAのS88に準拠しており、汎用性の高いソフトウエアです。また、米国FDA 21 CFR Part 11の電子記録・電子署名、セキュリティおよび履歴管理にも対応しています。
プラットフォームには、Microsoft社のWindows 2000/XP、Internet Explorerなどの汎用の製品を採用、トータルコストの削減を図っています。


【 主な市場 】
化学、医薬、食品などのバッチプロセスを持つ製造業
 
【 用 途 】
生産情報の収集・保存・管理を通じて、以下のような目的に使用できます。
 ・ 新製品の市場投入までの時間短縮
   ・ 原料やユーティリティ、運用コストの削減
   ・ 生産増強および設備稼働率の向上
   ・ 適切な意思決定に必要な生産データの提示
   ・ 強力なデータ分析と帳票機能による製造実績の確認や承認の迅速化
 
【 販売目標 】
  2003年度
20
システム
  2004年度
40
システム


以 上

本製品に関するお問い合わせ・資料請求先:             
 システム事業部 IAソリューションセンター
 TEL:0422‐52‐6375 FAX:0422‐52‐5994