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YOKOGAWA

横河電機株式会社

2003年3月プレスリリース

2003年3月27日発表


大容量燃料電池のインピーダンスを直接測定できる
インピーダンスメータ「WT1600FC」開発・発売のお知らせ


 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市中町2-9-32 社長:内田 勲 資本金:323億600万円)は、燃料電池の性能を評価する上で重要なインピーダンス(電池の内部抵抗)を測定するインピーダンスメータ「WT1600FC」を開発、3月28日から販売を開始しますので、お知らせします。

 「WT1600FC」は、電池から電流を発生させる汎用の電子負荷装置さえ用意すれば外付けセンサを使わずに大容量燃料電池を単体で直接測定できる点、およびインピーダンス測定とインバータなどを含めた発電システムとしての出力電力測定にも対応可能な点で、業界初の製品です。

開発の背景

 燃料電池は、水の電気分解とは逆に、酸素と水素を結合させることで電気を取りだす発電システムです。発電の結果、水と熱しか排出しないため、次世代のクリーンエネルギーとして期待され、自動車や家庭用コジェネレーション(熱電併給発電)などへの利用に向けて、自動車メーカや電機メーカで開発が活発に進められています。
 燃料電池の開発段階で、その性能を評価する指標としてインピーダンスがあります。燃料電池の内部での出力損失が、見かけ上インピーダンス(内部抵抗)として表れるので、インピーダンスが小さいことは、その燃料電池が高性能であることを示します。
 従来のインピーダンス測定器は、大容量燃料電池の大電圧を直接測定することができず、外付けセンサ(分圧器など)を使用しなければなりません。外付けセンサにも誤差があるため、インピーダンスを高精度に測る妨げになっています。
 「WT1600FC」は、外部センサなしで800Vまで測定することができるので、大容量電池のインピーダンスも高精度に測定することができます。また、インピーダンスと同時に電力も測定できるため、燃料電池の性能の総合評価に最適です。

製品の特長
1.大電圧の電池インピーダンスも測定可能
  業界で唯一、最大800Vの電圧を直接入力することができます。単セルの測定から、大電圧のスタックの測定まで、端子のつなぎ替えだけで測定可能です。
さらに外付けで当社の電流センサ「751521」を利用すれば、最大600Aの大容量燃料電池の評価も可能です。
   
2.業界初のインピーダンスと電力の同時測定機能
  電力測定エレメントを実装することで、インピーダンスと同時に電力測定が可能です。電力測定エレメントは最大4エレメントまで実装可能です。
これにより、電池の電圧、電流、電力測定や発電システムとしてのインバータの入出力間効率測定などの総合評価に対応します。
   
3.最大2チャネルのインピーダンスを同時測定
  実負荷状態のインピーダンスを最大で2チャネル測定できます。複数のセルを連結した(スタック)状態で任意の二つのセルを測ったり、単セルの正極、負極両極を同時に測ることができます。


【 主な市場 】
  自動車メーカ、電機メーカなどの開発部門
 
【 用 途 】
  燃料電池の要素技術開発や発電システムとしての総合評価
 
【 販売目標 】
  2003年度
100
  2004年度
120


以 上

詳細は、こちら

製品に関するお問い合わせ・資料請求先:             
 T&M事業部 カストマサポートセンター
 フリーダイヤル:0120‐137046 FAX:0422‐52‐6624