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YOKOGAWA

横河電機株式会社

2003年2月プレスリリース

2003年2月17日発表


次世代光ディスクの開発・生産ラインに最適な
青色光対応光パワーメータ「TB100」開発・発売のお知らせ


 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市中町2-9-32 社長:内田 勲 資本金:323億600万円)は、波長405nmの青色レーザの光パワー測定に最適な、青色光対応光パワーメータ「TB100」を開発、2月18日から販売を開始しますので、お知らせします。
 「TB100」は、400nm帯で安定した波長特性を持ち、かつ100mWのハイパワー測定が可能な光パワーメータで、光ディスク市場での開発・生産などに最適です。
 この製品は、光ディスク市場において長年の実績を持つ当社が企画し、当社の関連会社で優れた光計測技術を持つ安藤電気株式会社(本社:神奈川県川崎市幸区塚越3-484 社長:本橋 正夫)が開発しました。販売は当社が担当します。

開発の背景

 赤色レーザよりさらに波長の短い青色レーザを光源とする次世代高密度光ディスクは、現行DVDの約5倍の23~27GBの記録容量を持っており、デジタルハイビジョン映像でも2時間以上を記録することができます。
 放送のデジタル化の流れに対応して、昨年2月、ソニー、松下電器産業、フィリップスなど日韓欧9社が次世代光ディスクレコーダの規格“Blu-ray Disc”を提案しました。また、東芝、NECなどが参加するDVDフォーラムでは、別の規格(Advanced Optical Disk:仮称)の策定が進められています。今後、青色レーザを用いた次世代高密度光ディスク関連製品の開発に拍車がかかる見込みです。

レーザパワーの測定は、光ディスクの半導体レーザ、ピックアップ、プレーヤ/ドライブおよびディスクの開発には欠かせない評価項目です。
 従来のフォトダイオードを用いた光パワーメータは、400nmの短波長域で波長感度が急激に変化するため、正確な測定ができませんでした。また、高NAレンズ(焦点距離の短いレンズ)を用いるために、センサとレーザ出射部が接近し、多重反射により測定が不安定になる場合がありました。
 今回発売するTB100は、これらの問題に対策を図った製品で、これまでになかった仕様を実現した製品です。

製品の特長
1.400nm帯でフラットな波長特性
  青色レーザダイオードは、個々の発振波長にばらつきがあるため、波長感度が急激に変化する通常のフォトダイオードセンサを使用した測定器では、波長を調べて設定し直さないと正確な測定ができません。「TB100」は、400nm~420nmの範囲で波長感度差が約2%です。波長感度が急激に変化する通常のフォトダイオードセンサに比べ、波長に依存しない正確な測定が可能です。
   
2.多重反射の対策
  従来の光パワーメータはセンサ表面での反射が大きいため、レーザ出社射部で反射があると多重反射を起こします。特にセンサとレーザ出射部の距離が近いと影響が大きく、測定が不安定になる場合がありました。「TB100」のセンサは、フィルタ表面に反射防止処理を施している為、外部の反射が多い場合でも安定した測定が可能です。
   
3.受光部が大口径
  高密度光ディスクは、レーザスポットをより小さくする為に、高NAレンズ(焦点距離の短いレンズ)が使用されます。NA=0.85のレンズを用いた場合、入射角度は最大約60度になります。焦点から3mm離れるとスポット径は約10mmになり、センサの受光径が大きいことが望まれます。「TB100」のセンサ受光径は18mmであり、厳密に距離を調整しなくても、安定した測定が可能です。
   
4.トレーサビリティ
  日本品質保証機構(JQA)との間で、トレーサビリティが確立しています。  
校正体系、確度を明確にした光パワーメータとしては、世界初の製品です。


【 主な市場 】
  レーザダイオード、光ディスクのピックアップのメーカー
光ディスクのプレーヤ/ドライブのメーカー
光ディスクのメディアのメーカー など
 
【 用 途 】
  次世代光ディスクの開発・生産ライン用
 
【 販売目標 】
  2002年度
100
  2003年度
400
台 (海外販売を含む)


以 上

製品に関するお問い合わせ・資料請求先:             
 T&M事業部カストマサポートセンター
 TEL:0120-137046  FAX 0422-52-6624