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YOKOGAWA

横河電機株式会社

2003年2月プレスリリース

2003年2月12日発表


バージョンアップで定常運転監視(アドバンストアラーム)オプションを追加
運転効率向上支援システム「Exapilot R2.20」開発・発売のお知らせ


 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市中町2-9-32 社長:内田 勲 資本金:323億600万円)は、運転効率向上支援システム「Exapilot」のバージョンアップ版「Exapilot R2.20」を開発、2月13日から販売を開始しますので、お知らせします。

 運転効率向上支援システム「Exapilot R2. 20」は、各種プラントで生産効率改善のボトルネックとなっている非定常運転時の手動運転領域の自動化を支援するためのパッケージソフトウエアです。
 今回の機能強化では、定常運転時の様々な異常の兆候などを早期検知し、適切な対応を自動的に行う「アドバンストアラーム機能」をオプションで追加しました。
 なお、本製品は、すでに出光興産株式会社(本社:東京都千代田区 社長:天坊 昭彦)が運転支援システムとして採用することを決定しており、接続する制御システム(DCS)のベンダーにかかわらず、同社の全製油所に導入される予定です。

開発の背景

 石油、石油化学、化学、鉄鋼、紙パルプ、電力などの各種プラントでは、プラントのスタートアップ・シャットダウンや、生産製品の切り替え、負荷変更、トラブル対応などの非定常運転で、いまだ自動化されていない領域が残っており、生産効率を改善する上で大きなボトルネックとなっています。これらの領域は、ベテランの運転員のノウハウに負う部分が大きく、自動化しにくい部分でした。
 1998年に発売した「Exapilot」は、運転ノウハウを持っている熟練運転員自身が画面上で簡単に自動操作と手動操作をミックスした自動化支援シーケンスを作成できる製品です。シーケンス実行時、手動操作についてはガイダンスを逐次表示し、運転を支援します。現状の計装設備に手を加えることなく即時に導入可能です。

 最近では、通常の運転時に異常の兆候を早期につかみ、対処する熟練運転員ならではの運転知識を、自動化システムに組み込みたいというニーズが増えています。各企業とも熟練運転員の減少により、ノウハウの継承が困難になってきている背景事情があります。ノウハウを定型化・ソフトウエア化し、運転支援に役立てることで、操業の安全や安定を確保していきたいという考えです。

製品の特長
1.定常運転監視(アドバンストアラーム)機能
  熱量・物量バランスの異常やゆっくりしたプロセス変動、機器の故障など、通常のセンサでは感知しにくい各種の異常の兆候を早期に検知し、自動的に適切な処置を行うソフトウエア部品を、オプションとして加えました。
すでにExapilotを導入し、保守契約を結んでいるユーザは、オプション部品の追加も可能です。
   
2.導入が簡単
  プラント設備の自動化状態に合わせてアプリケーションを構築できるので、現状のプラント設備に手を加えることなく、すぐに導入できます。
また、DCSが当社の統合生産制御システム「CENTUM CS 3000」および生産制御システム「CENTUM CS 1000」の場合、オペレータ用コンソールに直接インストールできるので、パソコンなど新たな設備が不要です。
   
3.システム構築が容易
  プログラムレスのフローチャート方式なので、特別なソフトウエアの知識は不要です。熟練運転員が自ら自動化アプリケーションを構築できるので、従来のように社内の計装担当部署がDCS上で同様のアプリケーションを構築するのに比べ、開発工数、保守工数を大幅に削減できます。
また、誰が見ても理解しやすい記述となっているため、熟練運転員のノウハウを水平展開、継承していくことができます。


【 主な市場 】
  石油、石油化学、化学、紙パルプ、ごみ処理などのプロセス系産業
 
【 用 途 】
  非定常運転の自動化、定常運転時の機器故障監視などの運転支援
 
【 販売目標 】
  2002年度
30
ライセンス
  2003年度
250
ライセンス


以 上

製品に関するお問い合わせ・資料請求先:             
 システム事業部 事業開拓センタ企画販推グループ
 TEL:0422-52-6375  FAX:0422-52-5994