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YOKOGAWA

横河電機株式会社

2003年1月プレスリリース

2003年1月15日発表


国内初のゼロ点調整が不要な超音波流量計
超音波流量計「US350FM」開発・発売のお知らせ


 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市中町2-9-32 社長:内田 勲 資本金:323億600万円)は、国内メーカとして初めて、流れを止めてのゼロ点調整が不要な超音波流量計「US350FM」を開発、1月30日から販売を開始しますので、お知らせします。

開発の背景

 超音波流量計は、管内を流れる流体に斜めに超音波を通し、往復の伝播時間の差を演算することで流量を測定する流量計です。配管の外側に取り付けることができるため、センサの取り付けや更新の際に、配管を切断したり流れを止めたりせずに工事ができる利点があります。また、センサが流体に直接触れないため、腐食性の高い液体などへの適用も可能です。上水道をはじめ、流れを止めることのできないアプリケーションに多く利用されているほか、電力、石油、化学、食品などの分野でも採用が拡大しています。
 従来の超音波流量計は、流れの中に気泡があると超音波が減衰するため測定が不安定になったり、流体の温度が変わると音速が変化するので測定に誤差が生じることがありました。また、ゼロ点を調整するために、短時間とはいえ、一旦流れを止める必要がありました。
 「US350FM」は、DSP(デジタルシグナルプロセッシング)などの新技術でこれらの問題を解決しました。超音波流量計の適用範囲を大きく広げることができる製品です。

製品の特長
1.ゼロ点調整が不要
  個々のセンサの特性をROMに記憶させるなどにより、ゼロ点調整が不要です。従来のように、流れをとめて流量をゼロにして調整する必要はありません。
   
2.測定精度が向上
  受信波の相関をとる独自のDSPによる信号処理方式を採用したことで、当社従来製品に比べ、気泡の影響を2分の1から10分の1に低減することができました。(配管径や流速により異なります)
また、計算アルゴリズムの工夫により液体の音速変化の影響を軽減したほか、最大4対のセンサを取り付けて、配管内の測定部位の違いによる流速変化の影響も軽減できます。
これにより、従来製品の精度がフルスケール±1%だったのに対し、指示値の1%へと大幅に向上しました。
   
3.適用対象が幅広い
  対応できる口径は100mmから6500mm(従来製品は150mmから3000mm)までです。また、対応可能な流体温度範囲は、-40から130℃(従来製品は0から60℃)と広く、適用できるアプリケーションが広がりました。


【 主な市場 】
  上水道、ダムや化学、食品などのプラントにおける流量監視、制御
 
【 用 途 】
  上水の流量測定、ダムの水車効率監視、高圧、腐食性液体の流量測定など
 
【 販売目標 】
  2002年度
60
  2003年度
240


以 上

製品に関するお問い合わせ・資料請求先:             
 フィールド機器事業部 フィールド機器営業部
 TEL:0422-52-6490  FAX:0422-52-6447