2002年10月28日
報道関係各位
横河電機
プロセス産業向けPIMSソフトウエアパッケージをバージョンアップ
「Exaquantum プラント情報管理システム R2.01」開発、発売のお知らせ |
横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市中町2−9−32 社長:内田 勲 資本金:323億600万円)は、石油・化学などのプロセス向けプラント情報管理ソフトウエアパッケージ「Exaquantum
プラント情報管理システム」を機能強化した「Exaquantum プラント情報管理システムR2.01」の出荷を本日から開始しますので、お知らせします。
「Exaquantum プラント情報管理システムR2.01」は、生産現場レベルのコントロールシステムと、ERPなど経営管理レベルの情報システムの中間で、双方の情報を有機的に結合させるMES(Manufacturing
Execution System)領域の製品です。
今回のバージョンアップで強化された機能
1.Webサーバ機能
Exaquantumで収集・保存したデータを、汎用ブラウザで閲覧することが
できます。遠隔地からプラントの監視やデータ参照が可能です。
2.グラフィック変換ツール
従来の専用エディタによる画面作成に加え、当社のDCS(Distributed Control
System)であるCENTUM CS1000、CENTUM CS3000の画面を変換し、
ExaquantumのクライアントPC上で見ることができます。
3.データキャッチアップ機能
システムのメンテナンスなどでExaquantumサーバを停止しても、サーバ復帰後に
欠損部分のデータを自動的に補うことができます。これにより、信頼性が向上しま
した。
4.大規模システム対応
最大10万タグまでの大規模システムに対応できます。同種のシステムとしては
世界最高 レベルです。
5.締切処理、アラーム&イベントデータ収集
従来からのサーバ側でのデータの締切処理(設定時間で集計する機能)に加え、
プラント運転状況解析などに役立つアラーム情報、イベント(機器の起動、停止
などの情報)も同時に収集可能です。両方の機能を持つPIMS(Plant Information
Management System)は、他にはありません。
開発の背景
石油、化学などのプラントでは、経営管理レベルのERP(Enterprise Resource Planning)システムと生産現場管理レベルのPCS(Process
Control System)のシステム統合がなかなか進んでいません。これは、主として現場管理レベルで必要な膨大なプロセスデータと経営レベルで必要な管理データの違いから生じるもので、それぞれのシステム間で相互の情報を活用するために、多大なエンジニアリングを必要とする要因となっています。
そこで、両者を有機的に結び付け、企業経営全体の効率化を図るために、両システムの中間に位置する工場管理レベル、すなわちMES領域のシステムが必要となってきます。
「Exaquantum」は、MES領域の中でもPIMS分野の製品です。PCSから情報を収集し、監視、解析や履歴管理を行う他、上位のERPシステムへデータを渡すデータサーバの役割を果たします。これにより、生産現場レベルから経営レベルまでの情報の流れをスムーズにし、リアルタイム経営が可能になります。2000年12月の発売以来、石油メジャーのシェル社の標準PIMSに採用されるなど、順調に実績を積んできました。
今回発売する「Exaquantum R2.01」は、お客様から頂戴したご意見・ご要望を基に、時代の趨勢としてインターネット,Web化が標準となってきている今、Webサーバ機能を中心に、さらに機能を充実させた製品です。
Exaquantumの特長
1.導入後即稼動
2.プラント規模に合わせて成長可能
3.世界初の締切り集計機能
4.監視、解析など豊富な機能を提供
5.DCS側のメッセージを収集する機能
6.プラットフォームにWindows※を採用
※Windowsは米国Microsoft社の登録商標です。
<主な市場>
石油、石油化学、化学、紙パルプ、電力、鉄鋼、上下水道など
<用途>
プラント全体の操業監視、解析、ロギングなど
プラント解析、コストダウン、生産効率向上、品質改善、安定操業など
に対するデータサーバ
<販売目標>
2002年度 200システム
2003年度 400システム (海外販売含む)
この分野における当社の取り組み
当社は、1990年からUNIX版のPIMSパッケージを販売し、化学、石油化学、上下水道など幅広い業種で250システムを超える実績を持っています。
さらに、1997年に発表したビジネスコンセプト「Enterprise Technology Solutions(ETS)」に従い、「企業運営の立場に立って、最新の技術で、最適なソリューションを提供」するためには、情報系SIの強化が必須であることから、同年にPIMSの有力ベンダの英国Marex社(現Yokogawa
Marex Limited)を買収しました。今回バージョンアップする「Exaquantum」は、横河電機と同社の持つノウハウと技術力を融合し、横河電機の情報ソリューションの中核となるWindows版のPIMS製品の開発を進めてきた成果です。
以 上
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システム事業部事業開拓センター
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