2002年6月19日
報道関係各位
IPv6、IPv4双方向の通信を仲介するトランスレータ
IPv6/IPv4トランスレータ「TTB3000シリーズ」開発・発売のお知らせ |
横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市中町2−9−32 社長:内田 勲 資本金:323億600万円)は、IPv6とIPv4の双方向通信を実現するプロトコルトランスレータ、IPv6/IPv4トランスレータ「TTB3000シリーズ」を開発、7月1日から販売を開始しますので、お知らせします。
「TTB3000シリーズ」はIPv6への移行期に、IPv4機器とIPv6機器の混在を可能にし、貴重な資産であるネットワーク機器を有効利用できる製品です。
開発の背景
将来のインターネットアドレスの不足見込みや、2005年までにIPv6のインターネット環境の実現を目標としている政府の“e-JAPAN戦略”などを背景に、インターネット・プロトコル・バージョン6(IPv6)の普及が始まっています。IPv6は、膨大なアドレス空間と拡張性を持つことから、今後はコンピュータをはじめ、電話や自動車、家電製品など様々なエレクトロニクス機器がインターネットに接続されるものとみられています。
しかしながら、現在のIPv4ネットワークがすぐにIPv6ネットワークに置き換わるということはなく、当面はIPv4ネットワークの資源を活用しながら徐々にIPv6ネットワークに移行するものと考えられています。
この移行期間に対応するため、当社の関連会社である(株)ワイ・ディ・シーが、2001年1月に業界初のIPv6/IPv4トランスレータ「TTB1000シリーズ」を開発しました。「TTB1000シリーズ」は、IPv6ネットワーク側のクライアントからIPv4ネットワーク側のサーバにアクセスする機能を有しています。「TTB1000シリーズ」は現在、当社に移管されています。
これに対し、今回発売する「TTB3000シリーズ」は、IPv6のサーバにIPv4クライアントが接続するための機能も搭載しており、IPv4、IPv6双方向のアクセスをご提供するものです。IPv6への過渡期に、IPv4対応の製品、サービスを引き続き活用することができます。
製品の特長
- IPv6/IPv4双方向トランスレータ
業界初のIPv6/IPv4トランスレータ「TTB1000シリーズ」はネットワークの主幹であるサーバがIPv4の時期、つまりIPv6導入期に必要な製品でしたが、今回発売する「TTB3000シリーズ」は、IPv4とIPv6のシステムが混在する過渡期全般にわたり両システム資産の有効利用を可能にします。
- 高い機能性
プラグアンドプレイタイプなので、面倒なアプリケーションやサーバの設定が不要です。また、TTB1000シリーズと組み合わせてTTB3000シリーズを複数台使用することで、負荷分散やシステム拡張を簡単に行うことができます。
- 高い運用性
DNSプロキシ機能でTTBを監視することで、障害の起きたTTBにアクセスしないように自動制御することができます。この機能により、システム運用の信頼性を確保することができます。
<主な市場>
通信事業者やインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)、システムインテグレータ、官公庁・企業など
<用途>
IPv4、IPv6混在システムの構築
<販売目標>
- 2002年度 250台 (TTBシリーズ全体)
以 上
製品に関するお問い合わせ・資料請求先:
IT事業部
TEL:0422‐52‐6413 FAX:0422‐52‐6426
Email:itpro-ttb@csv.yokogawa.co.jp