2002年2月27日
報道関係各位
国内メーカの海外生産拠点やセットメーカによる装置の輸出に対応
ネットワークベース生産ソリューション「STARDOM(スターダム)」TM英語版開発・発売のお知らせ |
横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市中町2-9-32 社長:内田 勲 資本金:323億600万円)は、昨年10月に発売したネットワークベース生産ソリューション「STARDOM」の英語版を開発、2月28日から販売を開始します。
今回の「STARDOM」英語版発売のご案内は、国内メーカ向けで、直接輸出は対象にしません。海外市場向けには、別途3月1日に発売します。
開発の背景
製造業の生産現場では、急激な市場環境の変化に柔軟に対応するとともに一層のコスト削減を図るために、従来のDCSに代表される大型の専用機とは異なる、オープンな汎用コンポーネントを用いたシステムを求めています。当社は、このような要望に対応する新しいコンセプトの生産制御システムとして「STARDOM」を発売しました。
近年は生産コストの低い海外に生産拠点を設立する国内メーカが多くなっています。また、生産装置を製造販売するセットメーカも活気のある海外市場に製品を輸出するケースが増えています。このため、国内メーカ向けに販売される生産システムにおいても、海外の生産工場での使用や海外への輸出を前提とした英語版を求める要求が根強くあります。
「STARDOM」の概要
「STARDOM」は、当社が提唱する新しい生産制御システムの概念、「ネットワークベース・コントロールシステム(NCS)」を具体化する製品です。NCSは、制御・操作・監視などの機能別コンポーネント製品群からアプリケーションに応じて最適なものを選択し、高速インターネットで接続することで、オープンな環境で柔軟な拡張性を持つ、効率的な生産システムを構築するというものです。
インターネットを中心として制御機能の分散・自律化を実現する「STARDOM」は、インターネットの制御分野への本格活用を実現したと言えます。
「STARDOM」は次の各コンポーネントを組み合わせてシステムを構築します。
- 自律型コントローラ
自律した制御を実現する高信頼コントローラで、モジュール実装タイプの「FCN」と電源・CPU・入出力一体タイプの「FCJ」の2種があります。
いずれも、ループ制御やシーケンス制御の実行環境に加え、Javaアプリケーションの動作環境を備えています。これにより、海外拠点で動作しているFCN/FCJの各種データを国内にいながらWebブラウザや携帯電話で確認することが可能です。
- 生産システム構築ソフトウェア「ASTMAC VDS(Versatile Data Server Software)」
拡張性に優れた制御データ処理機能と本格的なWebベース・ヒューマンインタフェース機能を持った制御・操作・監視ソフトウェアです。VDSのHMIクライアントは、インターネット経由での操作監視も可能です。これにより、国内にいながら海外拠点と同様にグラフィック画面による操作監視を行うことができます。
- アプリケーションポートフォリオ
IEC61131-3準拠開発言語の部品化機能を用いて、使用頻度の高い制御プログラムを部品化し、エンジニアリングコストの大幅な低減と高信頼化を狙ったソフトウェア。
- 「ASTMAC(アストマック)」
豊富な納入実績のあるFA(ファクトリーオートメーション)用SCADAソフトウェア「ASTMAC」により、FAからPA(プロセスオートメーション)まで幅広い分野で、生産設備の効率化に威力を発揮します。
<主な市場>
国内メーカの海外生産拠点向け
国内セットメーカやエンジニアリング会社による装置の海外輸出向け など
<用 途>
製造プロセスの制御・操作・監視データ記録・データ管理など
広域に分散する装置の制御・操作・監視データ記録・データ管理など
<販売目標>
2002年度 100システム
2003年度 200システム
※国内における英語版システム販売数
以 上
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システム事業部 オープンシステム部
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