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2001年6月1日
報道関係各位

横河電機とインターネットノードが米国Dallas Semiconductor社の
マイクロコントローラにIPv6の機能を搭載
世界初のIPv6機能を持つマイクロノード*の開発のお知らせ

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市中町2−9−32 社長:内田 勲 以下横河電機)とインターネットノード株式会社(本社:東京都武蔵野市中町2−9−32 社長:星 哲夫 以下INI)は、米国の半導体デバイスメーカーのDallas Semiconductor (本社:テキサス州ダラス市 以下ダラス社)と共同で、世界ではじめてIPv6接続機能を組み込みコントローラ**に実装しましたのでお知らせします。
 なお、インターネットノードでは、このマイクロコントローラを組み込んだ温度センサー100台を「Networld+Interop2001 Tokyo」展で会場内ネットワークに接続し、デモンストレーションを行います。

開発の背景

 現在のインターネットの主流であるIPv4 (Internet Protocol version 4)には32ビットのアドレス空間しかなく、約40億のアドレスしか取ることができません。インターネットの基本コンセプトであるエンドトゥーエンド通信を実現しつつ、PCやサーバ以外の装置にインターネット機能を実装する為には無尽蔵とも言える128ビットのアドレス空間を持つIPv6への移行は不可欠です。

 IPv6の実装を容易にし、新たなアプリケーション、新たな市場を創造するために、IPv6の機能を組み込んだ超小型のコントローラが必要となります。横河電機とINIは、昨年夏以来ダラス社とこの問題を話し合い、今年1月に技術協力の合意に達しました。この合意により、横河電機とINIがダラス社と協力して、IPv6の通信機能をダラス社のマイクロコントローラDS80C390/400に実装する事が可能になりました。この結果、世界ではじめてIPv6の機能を持つ市販の組み込みコントローラが誕生しました。今後も横河電機とINI、およびダラス社は協力しながら、各々の得意分野に向けてIPv6の技術を発展拡張させていきます。

マイクロノード* インターネットに接続され新しいサービスを実現する為、それぞれのアプリケーションに最適な機能を提供する機器
組み込みコントローラ** 機器に組みこまれてその機器専用のコントロールを行うマイクロプロセッサ、あるいはマイクロコントローラ

 INIは、6月6日(水)〜8日(金)に幕張メッセで開催される「Networld+Interop 2001 Tokyo」展で、前記コントローラを組み込んだ世界初のIPv6機能を持つ、温度測定が可能なマイクロノードである「ホットノード(HotNode)」を、IPv6で運用されるShowNetに100台規模で接続し、デモンストレーションを実施します。
 また、今後もINIはIPv6の技術を利用した装置やアプリケーション、ビジネスモデルの開発を強力に推進します。

 ダラス社は6月4日(月)〜8日(金)に米国サンフランシスコで開催されるJavaOneにてマイクロコントローラDC80C390/400でIPv6をサポートする事を正式表明する予定です。
※Java, JavaOneはSun Microsystems, Inc.の商標あるいは登録商標です。

「HotNode」の概要

 「HotNode」は、温度測定アプリケーション向けのIPv6機能を持つマイクロノードで、離れた場所の温度情報を、インターネットを介して収集することができます。通常のWWWブラウザで要求すれば、観測個所の毎日の最高気温、最低気温、平均気温の記録や現在気温のデータがHTMLファイル形式で転送され、WWW上で閲覧できます。アプリケーションはJavaで記述され内蔵のWebサーバ機能もJavaで実装されています。温度が設定値を超えた場合に電子メールで通知することもできます。

【 仕 様 】
プロセッサ 8051互換 24bitアドレッシング
クロック 40MHz
メモリ 1MB SRAM、1MB FLASH RAM
I/O Ethernet 10Base-T
電源 Ethernet電源重畳(DC48V)
OS 専用OS
温度測定範囲 0℃〜45℃

以 上


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