2000年11月1日
報道関係各位
小型高機能の液体分析計変換器を市場投入
「パネルマウント形pH/ORP変換器 PH150」および
「パネルマウント形導電率変換器 SC150」開発、発売のお知らせ |
横河電機(本社:東京都武蔵野市中町2-9-32 社長:内田 勲 資本金:323億600万円)は、化学、薬品、食品、半導体、排水処理など様々なプラントで生産工程の監視や用水・排水の水質監視などに使用される、オンライン分析計の新製品、「パネルマウント形pH/ORP変換器 PH150」と「パネルマウント形導電率変換器 SC150」を開発、本日から販売を開始しますのでお知らせします。
新製品の概要
pH計/ORP計は化学、薬品、食品などの各種プラントで、原料や製品の品質管理や反応状態を監視したり、排水の水質を管理するための分析計です。今回発売する「パネルマウント形pH/ORP変換器 PH150」は、従来別々だったpH計とORP計の変換器を1台にまとめたコンパクトで高機能な製品です。pHとORP※の両方を計測するアプリケーションでは、2台必要だったものが1台で済むため、コストパフォーマンスの高い製品です。
| ※ ORP: |
Oxidation Reduction Potencial(酸化還元電位)。酸化、還元反応による処理を行うプロセスで、反応の進み具合を知る目安となる。 |
導電率計は液体の導電率(電気の通し易さ)がその液体の濃度と比例関係にあることから、液体の濃度測定などに使用される分析計です。従来の導電率計は純水など導電率の極めて低い液体の測定には不向きでしたが、今回の「パネルマウント形導電率変換器 SC150」では、抵抗率も測定可能なので、抵抗の高さ(電気の通しにくさ)から、純水の純度を測定することができます。
また、国内の薬品メーカーでも重視される、米国のUSP23(薬局法23条)の規定に準拠した純水の管理も可能です。
PH150とSC150の特長
- 小形化
当社の従来製品のサイズ、幅144mm×高さ144mmを約30%小形化し、96mm×96mmのサイズとしました。計装盤などに収納する際、場所を取らないため、従来より収納盤の大きさを小形化できるので、結果としてコストダウンが実現できます。
- 高い操作性
表示部に見やすい320×240ドットサイズのバックライト付きLCDパネルを採用しました。また、LCDパネルにはタッチスクリーンを搭載し、LCD画面上から、対話形式で各種設定ができるようになっています。
- 表示機能の充実
表示部のLCDパネルには、従来の瞬時値のデジタル表示に加え、過去の数値の変化をグラフ表示する機能(トレンド表示機能)を搭載しました。
現場での運転状況確認に便利な機能です。
- 温度補償機能により正確な測定が可能
液体のpH値、ORP値、導電率は温度により変化するため、温度補償を行います。変化する値は、測定する対象により異なるため、あらかじめパラメータ設定を行うことで、常に正確な測定値が得られます。
<本製品の主な市場と用途>
- 化学メーカーにおける反応過程の監視
- 食品、薬品メーカーにおける製品、原料品質管理
- 浄水場における水道水の水質管理、下水処理場における処理状況管理
- 半導体、薬品メーカーにおける純水の純度管理、 など
<販売目標>
2000年度 500台
2001年度 1000台 ※海外での販売は含まず
以 上