2000年7月11日
報道関係各位
| W−CDMAをはじめとする次世代通信対応の機器の開発に最適なディジタル変調信号発生器「VG3000E」、「VG6000」開発・発売のお知らせ |
横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市中町2-9-32 社長:内田 勲 資本金:323億600万円)は、
W−CDMA、MMAC、ITS、ETCなどの次世代通信に対応した機器の開発に必要なディジタル変調信号発生器「VG3000E」、「VG6000」を開発、7月17日から発売しますのでお知らせします。
新製品の概要
W−CDMA(広帯域符号分割多元接続)方式やMMAC(高速無線アクセス)などの移動体通信、ITS(高度道路情報システム)、ETC(自動料金収受システム)などの通信・情報機器は、実用化段階に近づいており、急速な普及が見込まれています。各通信・情報機器メーカーでも、今後これらに対応する機器の開発に拍車がかかるものと予想されます。
新製品ディジタル変調信号発生器「VG3000E」と「VG6000」は、ディジタル移動体通信やディジタルテレビはもとより、様々な広帯域ディジタル無線通信や関連デバイスの開発、試験、評価に必要な模擬信号を発生するための測定器です。オプションで任意波形発生機能を搭載することができます。
新製品の特長
「VG3000E」は対応する周波数の範囲が250kHz〜3.2GHz、「VG6000」は250kHz〜3.2GHzおよび4.96GHz〜6.2GHzのモデルです。
- 広い周波数範囲
250kHzから最大6.2GHzまでの広範囲の信号を発生することが出来ます。5.2GHz帯のMMACに対応する機器開発や、5.8GHz帯のETC用の機器開発にも使用できます。
- 任意波形発生機能(オプション)
最大で64MW(メガワード、1ワードは 14bit)の大容量メモリを搭載できます。波形作成・解析ユーティリティソフト(別売り)を使ってPCで作成した任意波形データを、IQ変調信号として使うことができます。
- 広いIQ信号変調周波数帯域幅
120MHz(−3dB)という広い変調帯域幅を持っているので、様々な種類の変調方式に対応することができます。
<主な市場>
無線通信機メーカー、高周波部品メーカー、通信事業者、公立研究機関などの研究開発者
<用 途>
ディジタル無線機器やその周辺デバイスに対応する様々の変調方式の模擬信号を発生し、研究、開発、評価に使用
<販売目標>
「VG3000E」、「VG6000」を合わせ、国内で
2000年度 50台
2001年度 50台
<価 格>
| ■ 本体 |
「VG3000E」 |
195万円 |
| 「VG6000」 |
345万円 |
| ■ オプション |
任意波形発生機能(16MWメモリ) |
プラス150万円 |
| 任意波形発生機能(64MWメモリ) |
プラス200万円 |
この分野における当社の取り組み
当社は、'97年11月、業界に先立ちW−CDMA方式に対応した信号発生・解析装置として「W−CDMA評価システム」を発売しました。このシステムは、測定器メーカーが初めて提供するW−CDMAの評価装置として注目を集め、着実に実績をあげてきました。同時期に関連製品としてワイヤレスLAN用の測定器「高速ディジタル変調信号発生解析システム」を発売し、次世代通信機メーカーに高く評価されました。
'98年11月には、次世代プロトコルとして様々な変調方式が検討されているのに合わせ、ディジタルIQ信号発生器「VB2000」およびディジタル変調信号発生器「VG3000」を市場に投入し、W−CDMAに限らず、様々な変調方式に対応できる測定器をラインアップしました。
今回発売する「VG3000E」と「VG6000」は、さらに広いアプリケーションに対応することができる測定器で、使い勝手も向上しています。
当社は、急速な発展を続ける次世代通信機器の分野で、これからも市場の要求に合った製品をタイムリーに投入していきます。
以 上