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2000年2月8日
報道関係各位

従来製品を大幅に改良して高速化と高機能化を低価格で実現した
ベアボードテスタ「Bi400V」開発・発売のお知らせ


 当社(横河電機株式会社 本社:東京都武蔵野市中町2-9-32 社長:内田 勲 資本金:323億600万円)は、このたび従来製品を大幅に改良して、検査の高速化と両面実装プリント基板など高難度の基板の検査を可能にしたプリント配線板検査装置、ベアボードテスタ「Bi400V」を当社関連会社である横河プレシジョン(株)と共同開発しました。横河プレシジョンが製造・サービスを担当し、横河電機M&M(モーション&メジャメント)事業部が販売を担当して、2月10日から販売を開始します。

開発の背景

 ベアボードテスタは、プリント板メーカが製造する、部品を搭載する前のプリント配線板(=ベアボード)を検査する専用の検査装置です。プリント配線基板は、携帯電話やノートPCを初めとする電気・電子製品の小型化の急速な進展で、高密度化、複雑化が加速度的に進んでいます。従来は目視検査で対応していたプリント配線基板メーカでは、パターンの細密化による目視での検査の限界、部品実装後に発見された基板不良に対する高額賠償請求事例の頻発等を背景に検査装置の導入を進めており、市場規模は数年で10倍以上に拡大しています。

 当社は'99年5月にベアボードテスタ「Bi400」を発売、プリント配線板検査装置市場に参入しました。「Bi400」は他社従来品の1/3〜1/4という低価格が特長ですが、低コストを最優先し、必要十分な機能に絞った仕様で、検査速度や両面実装基板など難度の高い検査機能をある程度犠牲にしています。
 一方、プリント配線基板の高密度化、複雑化により、検査に要する時間もますます多くかかるようになっています。また、両面実装基板、フレキシブルプリント基板などの検査の難しい基板の採用も増え、これらへ対応できる機種の開発が急務でした。

新製品の特徴

  1. 検査速度を2〜5倍(当社比)に向上
     従来の抵抗検査方式に代えて、容量検査方式を採用したことで、検査速度を当社従来比2〜5倍(基板のパターンによる)に向上しました。
     容量検査方式は、検査台とプリント配線板のパターンを2枚の電極に見たて、その間の静電容量値を計測することでパターンの断線を検出します。断線があるときは、その分静電容量値が小さくなります。
     各パターンの抵抗をひとつひとつ測る抵抗検査に比べ、配線板ごとの検査なので、大幅なスピードアップが可能になります。
  2. ほとんどすべてのタイプの基板の検査が可能
     従来の当社製品では両面部品搭載基板の検査はできませんでした。
     「Bi400V」は両面部品搭載基板はもちろん、従来は対応できる機種がほとんどなかったフレキシブルプリント基板のような薄物の検査も可能で、ほぼすべてのタイプの基板の検査に対応できます。
  3. ワンタッチ着脱方式でセットアップ時間の大幅短縮
     プリント基板を検査台に固定する方法として、繰り返し使える粘着シートを採用しました。これにより、基板の着脱が容易に行え、セットアップ時間を大幅に短縮できます。
  4. 高いコストパフォーマンス
     上記の機能アップに対して、価格はほぼ据え置きに抑えました。さらに、他社ではオプション扱いの基板自動搬送機能は従来通り標準装備しています。このため、他社同等製品に比べて1/2〜1/3の低価格を実現しています。

〈 主な市場と用途 〉

  プリント配線基板製造メーカにおける出荷検査
  電子回路製造メーカにおける受入検査 など

〈 価 格 〉

  ベアボードテスタ Bi400V本体1300万円
検査データ作成装置(パソコン、ソフトウエア)200万円

〈 販売目標 〉

  1999年度 15台
  2000年度 50台
  2001年度 70台

以 上

 

 

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